今日はまずＧ１「高松宮記念杯」三日目は東西王座戦、西は山田英明・東は平原康多がそれぞれ快勝した。

決勝進出９選手も決定、結局どんな勝ち上がり方式にしようが蓋を開けてみれば残ったのはいつもの面々だ。

6/18
岸和田11R Ｓ級決勝
[車 名 期県]
①村上　義弘 73京
②新田　祐大 90島◎
③平原　康多 87埼
④山田　英明 89佐▲
⑤稲垣　裕之 86京
⑥成田　和也 88島○
⑦吉田　拓矢 107茨
⑧井上　昌己 86長△
⑨武田　豊樹 88茨

並び
②6 ④8 ⑤1 ⑦39

準決勝は４番手を取って流れ込んだだけになった②新田、車券を買っている側としては頭に来るが選手の都合を考えれば⑤着でもいいのに無理矢理仕掛けて不発が一番バカバカしい。

⑤着でも勝ち上がれるような方式がクソなのであってそれは最初から分かっていること、車券を買う側はその前提で買わないといけなかった。

決勝はもちろん勝たないと意味がないしそれなりのレースをしてくれるはず、今度は近畿勢が必ず仕掛けてくれるので関東勢も発進が早くなるだろう。

今度こそひと捲り、純然たる自力勝負なら力は一番だ。

相手はまずラインの⑥成田、あとは西王座戦で素晴らしいレースをした④山田も同じく展開が向きそうで後ろを回る⑧井上共々狙いたい。

二車単
②→④⑥⑧

ガールズケイリン松戸ナイターは二日目、断然人気の高木真備と山原さくらがそれぞれ連勝を飾った。

６Ｒは高木→田仲敦子→加瀬加奈子→田畑茉利名→佐藤友香→齊藤由紀→門脇真由美という初手の隊列、このまま打鐘となり最終ホームから３番手の加瀬が仕掛ける。

高木はスンナリ引いて２番手、さらに田仲が続いて最終バックでは３車立てになる。

この展開なら高木の大楽勝かと思っていたら意外と車が出ず、直線に入っても少しずつしか差が詰まっていかない。

最後は両者がほぼ並んでのゴール、接戦となったが高木がなんとか加瀬を差し切った。

加瀬は惜しくも②着、高木マークの田仲が③着となった。

高木は加瀬が飛び出してくれて楽な展開のはずだが意外にも辛勝、松戸はゴール線の上に照明だか何かが映り込んでいて分かりにくいので最初に映像を見た時はあるいは加瀬が逃げ切ったのかと思った。

加瀬をモノサシに初日の山原と比べても同じような形から圧勝した山原に対してこちらはやっと届いたという感じ、やはり急遽の追加で状態も万全ではないのだろうか。

それでも勝つのと負けるのとでは大違い、連日しっかり人気に応えた。

加瀬は最終ホームから高木を叩き切って先行勝負、これでは簡単にやられてしまうだろうと思っていたらあわや逃げ切るかという負けて強しの内容だった。

今日は誰か１車でもついてきてくれていれば勝っていたレース、こちらも33バンクは特に強い。

田仲は初手から高木マーク、好枠に転じてしっかり力を発揮した。

高木が前を取ってくれて一番追走しやすい形、これなら失敗しようがない。

７Ｒは山原→高橋梨香→鈴木彩夏→荒川ひかり→蓑田真璃→三宅玲奈→竹井史香、誰も前を取らないので梨香が出ようとするとさらにそれを制して山原が前を取ってしまった。

これでだいぶ楽になったのが梨香、まともに自力勝負では明らかに苦しいがこれならただ追走すればいいだけだ。

山原と他車で力の差がかなり大きいのでそれによる連下の紛れを期待して車券を買ったがこれでは紛れようがない。

今年先着されている数少ない選手をわざわざ楽にしてやる必要はないのにこちらの狙いと真逆の動きをされてしまった(笑)。

それでも今の山原なら予選はどう乗ろうが楽勝、残り１周で蓑田が強引に仕掛けていったんは前に出るかという場面もあったが、冷静に突っ張って再度先頭に立つとあとは余裕で押し切った。

初手から山原マークになった梨香が②着、山原に突っ張られて苦しくなった蓑田だが外並走で食い下がって③着に踏み止まった。

山原は終わってみればここも大楽勝、この相手では負けようがない。

蓑田を出させてしまうと内に包まれるが慌てず巻き返し、包まれてばかりのあの選手とは違う(笑)。

予選の加瀬や前回戦った長澤彩を挟んでの比較でも高木よりこちらが断然上、あとは油断せずにしっかり結果を出してほしい。

梨香はスタートで誰も前を取らないので誘導を追うと山原が前に入ってくれて楽な展開、まともに負かしに出て苦しくなると思っていたのでこれは参った(笑)。

こういうのも含めて近況はいい流れ、もう決勝に乗るのは当たり前になってきた。

期は若くても実はすでに37歳なのだがレースぶりは若々しい。

蓑田は後方から仕掛けてあわや山原を叩き切るかという仕掛け、さすがに軽く突っ張られてしまったが普通なら外に浮いて惨敗の展開で踏ん張ったのはほめられていい。

スピード・瞬発力がもう少しほしいところだが持久力はなかなかのもので外並走でも簡単にタレないのがセールスポイント、今日のような展開でもどさくさに紛れていつの間にかいい位置に入っているレースを何度か目撃している。

地元で嬉しい決勝進出、高知で決勝②着の後は冴えなかったが今回はしっかり結果を出した。

6/18
松戸5Rガールズ一般
[車 名 期県]
①荒川　ひかり 110茨▲
②三宅　玲奈　 108岡○
③竹井　史香　 106香
④門脇　真由美 102大◎
⑤佐藤　友香　 110青△
⑥齊藤　由紀　 110愛
⑦田畑　茉利名 102千

④門脇は打鐘で珍しく内に入ってしまい大敗、敗因ははっきりしているし最終日はしっかり自力で力を出し切るレースをしてくるだろう。

相手は②玲奈、すっかり頭打ちになっているがここなら勝ち負けは必至だ。

あとはどれも似たり寄ったりだが前々の①荒川と門脇の隣で⑤友香にしておく。

三連単
④＝②①→①②⑤

6/18
松戸9Rガールズ決勝
[車 名 期県]
①高木　真備　 106東○
②高橋　梨香　 106埼△
③山原　さくら 104高◎
④鈴木　彩夏　 110東
⑤加瀬　加奈子 102新▲
⑥田仲　敦子　 104熊
⑦蓑田　真璃　 110千

もちろん③山原、客観的に見ても断然で３場所連続完全Ｖだ。

相手はやはり①高木、33バンクの適性ではこちらだ。

⑤加瀬と②梨香へ、車券的妙味はないレースだが仕方ない。

三連単
③→①＝②⑤