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初体験の頃

2014/03/01 12:49 閲覧数(616)
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募集テーマ:公営ギャンブルを始めたきっかけ

初めての公営ギャンブルは地方競馬で20歳(-2)だった。80年代初頭の事なのだが当時はまだ場内にはコーチ屋が出没していた。 「鈴木さん!」とありふれた名字を叫びながら近づいて来る。本当に鈴木さんならそれを切っ掛けに、鈴木さんでなければ「似ている人と間違えたました」から始まり「極秘情報が有るんです」などと言い、馬券を買わせ的中すれば御祝儀をせしめ、外れならばそれきりなのだ。 複数の鈴木さんにそれぞれ違う目を買わせて的中している鈴木さんにはまたまた極秘情報を耳打ちである。 パドックなど比較的会話に持ち込みやすい場所では「もう買った?何買ったの?」、こんな感じで気安く声をかけてくる。 こちらはコーチ屋の存在や手口なんぞ承知していたので「とっくに買ってるよ、1―2一本」宣言。コーチ屋は「そんなの来ねえよ」の捨て台詞だが、これが来たのだ。 初買い即初当たりの配当1200円! で、そもそも何故競馬場へと足を運んだかと言えば、寺山修司の熱烈なファンになってしまったからなのだ。 中央競馬のCMに出演したり報知新聞に予想コラムを執筆していたが、私には寺山修司のイメージとしては地方競馬だったので、ギャンブルデビュー戦にそちらを選択したのである。
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