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売り上げのはなし

2014/04/16 9:10 閲覧数(1454)
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2013年度の競輪総売り上げ、総入場者数が全輪協(全国競輪施行者協議会)から発表されました。
売り上げ額は前年度比0.5%減の6063億1027万7800円。
特別競輪が2回も順延していることを考えれば健闘したと思います。順延なし、高知記念初日の全返還なしなら、ほぼ前年度並みまでとは言わなくても、あと10億円以上は優に上積みできたかと思います。

一方の総入場者数は9.7%減の423万2840人、一人当たりの購入金額が大きく増えたとは考えにくいので、本場以外の売り上げの割合が増したと見るべきでしょう。
ちなみに昨日まで開催の高知記念の総売り上げは61億6119万6500円、総入場者数は6854人でした。売り上げは西武園記念より約1億円落ちています。


さて、前にも触れましたが、今年度から
・記念競輪の12レース制(最終日除く)
・ミッドナイト競輪の3日制本格導入
が始まりました。
いずれも売れるレースへのシフトは明らかです。
特にミッドナイト競輪は、A級戦でありながら2日で1億円を優に超える売り上げを7個レースで稼いでいます。F2開催が3日で1億円割る売り上げなんてのはザラになっている昨今、これは貴重な開催と言えます。
今いる選手に十分な出走機会を与えるという、公正なレース運営の大前提を守るために、例えば記念競輪と記念競輪の合間に多数の開催が行われたり、特別競輪の前後にはS級開催がいくつも開かれています。
選手数はピーク時から比べたら随分減りましたが、6000億円の売り上げしかないなら、まだまだ減らさないわけにはいかないでしょう。
101期から男子選手の養成数がそれまでの半分近い人数に減りました。募集も年2回から1回に減っているので、最盛期の4分の1まで減ったことになります。
女子選手の養成も始まりましたが、104、106期とも定数の半分以下しか養成できていません。106期がデビューしても現役女子選手は100人に届かない。
ボートレース並みに女子戦を充実させるには、まだまだ選手が足りないのは明らかでしょう。
男女で事情がまるで違っているのも、踏まえるべき点かと思います。

いずれにせよ、年配のファンはいつまでも競輪を続けられるはずもなく、今は少しでも若い客を取り込まないとなりません。
かといって、ギャンブルに興味のない人に参加してもらうのは大変難しい。
となれば、例えばJRAしかやってない人に競輪に楽しんでもらう流れが欲しいところ。ミッドナイト競輪のように他競技がない時間帯の開催はますます重要度を増すと思います。
また、このコラムなど、ファンの交流の場も有効に活用されると、よい結果を生むのではないでしょうか。

まあ自分にできることは、無理のない範囲で車券を買うことですね。今日も仕事が終わったら平塚ナイターと前橋ミッドナイトを楽しみたいと思います。あ、あと買えたら浜松オートもやってみます(^.^)
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