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前橋競輪G1寬仁親王牌

2017/10/06 15:28 閲覧数(1393)
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みなさんこんにちはm(__)m
ヤマコロジーの時間です。

今日(10月6日)から、
第26回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントGⅠが始まりました。
今回の特徴は、5月の全プロ選手権をベースに選考順位を決めていること。
巻き返すのが苦しい前橋ドームなので、
多少早めにでも先行しようというレースになること。
そして、結果的にまくりの決り手が多くなる傾向です。
このことを考えて車券購入の参考にしていただけたら幸いです。

さて、松戸記念を優勝した諸橋愛の走りが物議を醸しています。
私なりの見解を述べたいと思います。

吉田拓矢―神山拓弥の3番手からレースを進めました。
対するラインは根田空史―中村浩士―海老根恵太の地元勢。
あとは単騎の選手がいて、実質2分線の様相でした。

根田が前を取り、後ろから吉田が抑える。
ここで根田にとっては思いがけぬ展開になります。
残り2周で吉田の4番手となりました。
ここで、根田は「まくりでもラインで上位独占できる…」
と、とっさに判断したのではないでしょうか。
しかし、自分も奈良記念を優勝したのは郡司浩平の先行があってこそ。
かましに行くまで、いろんなことが頭をよぎったと思います。
そして、残り1周でかまして合わせられジ・エンド。
大事に行けば4番手からまくって優勝も考えられただけにその判断は悔やまれますが、
根田は真っすぐな奴ということです。

そして諸橋ですが、2コーナーでブロックした神山拓弥の内をすくって番手になりました。
ラインでこの動きは果たして正しいのか賛否両論あると思います。
私にはこの動きはできません。
「3番手」とコメントした以上、我慢すると思います。
ただし、番手の選手が格上であるという条件で。

この諸橋の動きには、競輪のいろんな問題が隠されていると思います。


今回で言うなら「栃茨」ということでしょう。
それでも、諸橋が納得する選手ならあの動きはなかったと思います。
元々、早めに自力選手を見切る選手ではあったものの、
あそこではしないと思います。
点数や同県ということでラインを組むことが多くなってきたことで、
簡単にさばかれてラインが崩れてしまうということが最近非常に多いです。
しっかりと下積みをして(追込みなら外競り、目標のない時は競りに行く)番手を回らないと、返ってラインが弱くなるということです。

神山拓弥が悪いと言っているわけではなく、
追込み選手として諸橋の方が格上ということです。
そこが前提であるために、早々と内を突いていったと思います。

諸橋のレースは、決して王道ではないと思いますが、
彼の偉いところは全くブレないこと。
そこに共感する人は必ず現れます。

ラインとは仲良しグループではなく、
あくまでも勝利を掴むための手段であるという前提で戦って欲しいと思います。
そこに競輪道が生まれるのではないでしょうか。

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