考えてみると、東京支部は昭和最後の年と平成最初の年に同じ小倉で特別競輪を制しているのはご存知だろうか。
昭和最後の年になった1988年競輪祭の覇者は、現在でも解説者で活躍している東京支部であった山口健治氏だった。
更に翌年平成最初の年になった1989年競輪祭の覇者は、やはり東京支部だった波潟和男氏であった。
そして去年競輪祭の中でガールズグランプリ2018トライアルレースグループBで優勝したのは、またまた東京支部の梅川風子である。
そして元号が令和になった今年2019年ではあるが、再び東京支部にとって小倉でビックタイトルを掴む時がやってきた。
ガールズグランプリ2019トライアルレースアメジスト決勝戦。
今年は既にグランプリ出場は決まっている6梅川風子ではありますが、去年に続いてトライアル連覇が期待されていた。
しかし去年グループAを優勝した地元福岡1児玉碧衣が、当然ながら強敵になった。
レースは7奥井迪が先行していくですが、外から児玉が早くも捲っていく展開になります。
この番手を梅川が確保した事が、ちょっとしての予感がしました。
去年は石井寛子を内から交わすという訳が分からないレースだった梅川でしたが、今年は児玉番手というボーナスが来ました。
これでも実況は『児玉連覇へ視界良好』とか言っていましたが、はっきり言うとこの時点で貰ったと思っていました。
結局最後は、児玉を梅川が捉えた所が歓喜のゴールでした。
地元ファンの願いをぐにゃぐにゃにしてやりましたよ。
令和の首都のガールズスターが、完全アウェーの福岡小倉の地で再びガッツポーズである。
見たか児玉碧衣。
確かに強い事は認めますけれど、こっちも首都の意地があるだよ！
地元の絶対的エースを見事に破壊させた信濃のスピードスケートクイーンであった。
先月10日京都向日町以来の優勝は、最近の大不振を一気に帳消しにするグランプリトライアル連覇という事になりました。
まぁ今日勝てた事も嬉しいですが、勿論本番でも勝ちたい所ではあるな。
なお東京支部が六番車で特別競輪を取ったのは、1975年12月1日やはり競輪祭桜井久昭氏以来実に44年ぶりの事になりました。
まぁガールズでは、普通に六番車でも強い選手が普通に入りますけれどね。
なお12Rトパーズ決勝戦は、地元福岡1小林優香が捲って優勝しています。
これで、来月28日立川競輪場で行われるガールズグランプリ2019のメンバーが全て出揃いました。
では、想定番組を載せておきます。
来月28日たちかわ11R ガールズグランプリ2019想定枠番
1地元東京 梅川風子 2年連続2回目
2福岡 小林優香 4年ぶり3回目
3福岡二人目 児玉碧衣 4年連続4回目
4地元東京二人目 石井寛子 7年連続7回目
5千葉 石井貴子 2年連続3回目
6神奈川 佐藤水菜 初出場
7地元東京三人目 奥井迪 2年ぶり4回目
実は梅川と優香が逆かなと思いましたが、どうやらグランプリトライアル優勝者の方で獲得賞金が高い方が内枠優先されるという良く分からないルールのようです。
そういう事で、どうやら三年ぶりに地元東京ガールズがガールズグランプリ一枠という事になりそうです。
一応今年も地元東京は三人出れるので、去年やられた悔しさを地元で取り返す時間は来たと思いたいね。
でも今の奥井の状態では、果たしてグランプリ出ても通用するのか微妙ですが。
なお走るのか分かりませんが、梅川の次節は再来週土曜日からの大垣です。
でも去年もグランプリトライアル以降は本番まで走っていないので、欠場とは思いますけれどね。
11R最下位だった奥井の次節は、再来週水曜日からの小田原市営川崎MNです。
一応グランプリ出る千葉石井貴子も出る予定ですが、どうするのかな？
なお去年より大幅に安くなりましたが、三連単取らせて貰いました。
これでも梅川-児玉では、一番付いているですけれどね。
梅川風子ガールズグランプリトライアルレース連覇おめでとう(*^▽^)/(*^▽^)/&地元GGPも頼むぞ！