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ミナミの帝王!見参!

2017/10/23 10:24 閲覧数(1121)
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むかしむかし私が10代だった頃のある日

ミナミの道頓堀で、キーホルダーをくるくる回しながら歩いていました。
多分、機嫌が良かったんでしょう。
少し、調子にのっていたんでしょう。

すると突然!ほんとうに突然!

パシィィィィッ!

向こうから歩いてきた
めちゃくちゃイカツいおっさんに

すれ違いざま

くるくる回しているキーホルダーを
はたかれまして…

それはそれは
大林素子のスパイクくらい
強烈な一撃でした。

『いたっ!』

と私が言うより先に

『われ、くるくる目の前で鬱陶しいんじゃ!ええ加減にせえよ。こら、ボケ!アホンダラ!』

もうね~
縮みあがりましたよ。ほんとに。

道頓堀川に沈められて
俺はカーネルサンダースの横で死んでいくのか…そうか…つらいなぁ…

と、一瞬思いましたが、そんなおっさんも
10代のクソガキにそれ以上興味もないんでしょう。

恫喝しただけで
肩で風を切りながら去っていきました。

そしてその後、私は2度とミナミはおろか
街中で、キーホルダーをくるくる回さなくなったのです。

前橋寛仁親王牌、古性優作
三日目、準決勝

彼はキーホルダーをあっちこっちで
はたきまくって失格しました。

失格ですから
誉められたレースではなかったのかもしれないけれど

他の選手とファンに強烈なインパクトを残したことは間違いありません。

この瞬間
みんなの中で
古性は竹内力になったのかもしれません。

何もしなくても
相手が勝手に怯えてくれる
ミナミの帝王です。

そして、熊本記念in久留米

彼は初日から一切
荒い動きをしていません。

特に、二日目二次予選
あれだけ内で被ったのに
じーっと我慢
コースを作るために
誰かを捌くこともなく…

直線だけで追い込み勝負。
明らかに前橋とは別人のレースでした。

なのに
決勝戦
驚きました!

僕には他の選手のみなさんが

『どうぞどうそ、古性さん3番手、温めときましたよ!ここに入ってください。』

そう言っているんじゃないか、
というくらい、古性の展開になってしまいました。

そうか、ミナミの帝王になったら
こうなるのか…
なるほど…すげーな…と。

多分、時として
レースをかき回すので
好き嫌い、はっきり分かれる選手になると思いますが

競輪小僧が言うように
勝っても負けても
魅力を感じる走りをしてくれる男ですね。

これからミナミの帝王が本当の意味で
帝王として頂点に立てるのか?

最近は競技で活躍する選手、ナショナルチームのトレーニングを取り入れている選手がG1で活躍する!

そんな流れが主流ですが
それだけじゃない!
こういう勝負師が出てくると
更に面白くなるんですよね~。

顔も明らかにタイガース顔!
村山実~岡田~関本

の流れを完全にくんでいます!

さぁ、競輪祭
楽しみが一つ増えました!

でも…
でも…

あんまり暴れすぎると
実況するの大変やから、その辺は…ホドホドに…

できんわなあ~。
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