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富山記念

2017/06/24 14:27 閲覧数(1950)
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みなさんこんにちはm(__)m
ヤマコロジーの時間です。

先日、新幹線の送電線に不具合が発生し6時間ほど停車していました。
わたくし、その新幹線に乗っていまして、まぁグッタリですよ。
幸いなことに熱海駅でストップしましたから、東京に戻って1泊してから帰りました。
「復旧には相当な時間がかかります…」
と放送が掛かった時はゾッとしましたね~。

さ、今日から「富山競輪開設66周年記念 瑞峰立山賞争奪戦」が始まりました。
そこで目に付いたのが、佐賀の山田英明(89期)です。
高松宮記念杯は3着。
決勝戦は、随所に成長の跡が見られました。

レースは、新田祐大―成田和也の北日本ラインが前を取ります。
その後ろに稲垣裕之―村上義弘の近畿ライン、
山田英明―井上昌己、
吉田拓矢―平原康多―武田豊樹となりました。

このレースは、関東勢相手に稲垣裕之がどう戦うかで様相が変わります。
どこからでも先行する用意のある吉田にすんなり先行させると、
平原→武田で決まってしまいます。

英明や新田に先行争いまでして、関東勢を苦しめようという気はないので、
その役割は稲垣になってきます。
稲垣には、関東勢を苦しめなければいけない理由がそろっています。

それは、西王座まで近畿の若手選手の番手で勝ち上がってきたこと。
王座戦で、ダービー王の三谷竜生に勝ったこと。
2年前の岸和田高松宮記念杯決勝で、脇本雄太の番手から優勝目前で武田に差されたこと。
今年の取手全日本選抜決勝で、竜生の後ろを平原に奪われたこと。
この要素がたくさんあって、
言葉は悪いですが、討ち死にしてでも関東勢からは優勝を出させたくなかった。
そんな心境だったと思います。

残り2周でまず英明が動いていった。
ここで、稲垣に一瞬迷いが生じました。
「九州を突っ張れば、英明が踏み辞めて関東勢との先行争いに持ち込める。関東が勢いよくこれば最悪4番手から巻き返そう…」
そういう動きでした。
しかし、英明がしつこく踏んでいったので、一旦出させて巻き返す機会を待った。
迷った稲垣は、内から新田も来て結局は打鐘で最悪の6番手外併走となりました。
苦し紛れにホームからかましていくが平原に合わされジ・エンド。

そして、2コーナーで英明が平原の内まですくって当たります。
稲垣が止まって一息入れたところで当たられたので、フワッと体が浮いてしまいました。
この英明の動きには、ダービー決勝の教訓が生きていると思いました。
ダービー決勝は打鐘過ぎの2センターで、竜生にすくわれました。
結果、3番手を取った竜生が優勝。
その位置をしっかり取っていれば、優勝も狙えました。
脚を使ってでもしっかり好位置を取る重要さが分かったと思います。

ただ欲を言えば、取った後に一息ついて、
すぐに番手からまくらなければいけなかった。
平原や武田、村上なら必ず仕掛けていたと思います。
そこが出来れば、タイトルは後から付いてくるでしょう。

それでも、レースの教訓を生かす英明は考えて競輪に取り組んでいるなと思いました。


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