みなさんこんにちは
ヤマコウです！

伊東温泉競輪開設69周年周年記念椿賞争奪戦は
三谷竜生（奈良・101期）の優勝で幕を閉じました

そんな伊東温泉記念が終わり
25日クリスマスに『KEIRINグランプリ2019』のことを考えました（←競輪バカ）

①中川誠一郎（熊本・85期）
今年２冠。レースは淡泊だが脚力は天下一品
1番車を生かして位置取りに走っても、平原康多、郡司浩平相手では分が悪いか…

②松浦悠士（広島・98期）
清水裕友の番手から初タイトル。
清水が力の出し惜しみをしないタイプなので、初GP初優勝の可能性も…

③脇本雄太（福井・94期）
現代版「先行日本一」
彼を中心にレースが動くのは間違いない

④佐藤慎太郎（福島・78期）
賞金獲得額で13年ぶりのＧＰ出場
場内の人気がファン投票に結びつかないと嘆く
新田祐大に託して優勝を狙う

⑤清水裕友（山口・105期）
競輪祭の走りは競輪ファンの心を熱くした
脇本相手にどんな走りをするか今から楽しみ

⑥郡司浩平（神奈川・99期）
念願のＧＰ初出場
まずはどんな位置取りをしてくるか注目

⑦新田祐大（福島・90期）
オールスター競輪は菅田壱道の番手から優勝
持ち味は、「まくりかまし」だが単騎の郡司と平原がいるだけに後方になる可能性も…

⑧平原康多（埼玉・87期）
これだけの実力がありながらＧＰには縁がない
今回も車番の悪さが気になる

⑨村上博幸（京都・86期）
脇本の番手が一番優勝に近い
しっかり付いていけるかが鍵

短評はこんな感じですが
脚力だけでは勝てないのが競輪
どんな競技もそうですが、展開を引き寄せることができる選手は誰か。

ＧＰは誰もが優勝したいのでスローペースになる

どの選手も、初手に中団が理想ですが、これは車番あってのもの。

1番車に中川誠一郎がいます
しかし、セイちゃんは単騎なのと、位置取りが甘いのでレースに大きな影響はない

そう考えると
車番的に2番車の松浦がいる清水が一番有利です

では前受けになるラインはどこなのか？

⑦新田祐大が前受け、
③脇本が後ろ攻めになると、
中団⑤清水の出方をアテにできないので
脇本は、遅めのかましでは合わされる可能性もあるので前受けの方が…と考えるでしょう。
新田も後ろ攻めなら脚を使うので避けたいところ

そう考えると、スタート合戦になりそうです

まずは③脇本と⑨博幸の近畿ラインと
④慎太郎と⑦新田の福島勢が取り合い、
②松浦が両ラインに後れを取らないように中団確保に動く。

内枠で有利なの③脇本ですが、④慎太郎にスタートで勝てるか…
ここは両者、勝負ですね。

④慎太郎がスタートを取ることができると、
新田は脚を溜めることができます

北日本が前受けと考えて、
まずは残り２周、中団確保の為⑤清水が先に動く
清水は単騎の選手の追い上げも警戒して、踏みながら脇本出せて3番手、
もしくは博幸が離れるかもしれないので、番手も視野に入れて走ると思います。

単騎の選手が清水のように先に動くと、
先行含みの踏み込みはできないので、脇本は余裕をもって先手を取ることができます
そうすると脇本有利です。

今度は、
近畿ラインが前を取るレースを考えます。

そうなると、新田のラインは苦しいでしょうね
新田が動いたところを、清水が叩く。
そこを、脇本がかますと8番手になるからです
GPは前にいるラインでほぼ決まっています
このレース（特に新田）は、スタートが非常に大事です

こう考えると、第一の焦点がスタート
次に、脇本相手に清水がどう走るかが第2の焦点です

清水が前に出たところを、脇本が「打鐘過ぎ」かましなら
博幸が付いて来ても清水は3番手。
単騎の選手は清水ラインの後ろになると考えます

清水は力を出し惜しみするタイプではないので、2角で仕掛ける
後ろから誰も来なかったら、仕掛けは遅くなるかもしれません。
しかし、２センターでは自転車を外に持ち出すでしょう
そこで内を突く選手は、松浦、平原、郡司の順

４角からは先頭脇本、番手博幸、外に清水、内に松浦、平原のイメージです

ここから優勝者は誰か。

私は、脇本⇔松浦が有力と見ますが、みなさんはいかがでしょう？
まだまだ、単騎の選手の細かい展開も考えられますが、大まかな流れはこう考えます。