ブログ

山陽・G2小林啓二杯優勝戦展望~今日も熱走路必至、先手争いから激戦模様の優勝戦を斬る~

2018/07/16 8:50 閲覧数(650)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
皆様、おはようございます。

7/16(月・祝)、今日のオートレースは、山陽(昼間)でG2小林啓二杯の最終日、いよいよ優勝戦を迎えます。

という事で今日は、8周回・4100mで行われるこの優勝戦の前予想で、皆様のご機嫌を伺っていきたいと思います。

「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

(印は良走路想定)

[2018.07.15] 山陽
G2小林啓二杯・4日目
【12R】準決勝戦  3100m(6周)

1着 ▲⑧早川清(伊)10
2着 ◎⑦人見剛(山)10
3着 ○⑤岡部聡(山)10

4着 注②西村義(山)0
8着 △④辰巳裕(浜)10

3単:⑧⑦⑤  830円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
軽ハン勢にハンデ調整が入る事で、主力勢中心になると踏んだ前予想の方針としてはドンピシャ、印上位に挙げた3車での上位独占となり、かつ終盤までは本命の⑦人見剛が抜け出す展開で、ほぼ的中という感じでしたが、最後は⑧早川清の意地の逆転に屈してしまいました。試走タイムを踏まえれば決して不思議ではありませんが、前予想段階では「ここまでの動きを見るとやや不安も有り、あくまで準決勝に向けての機力アップは絶対条件」で、3番手に評価するのが精一杯でした。

--------------------

それでは、ここから前予想に入ります。

開催5日間を通して、梅雨明けでの夏本番を迎えた山陽・小野田市。走路状況は連日の灼熱走路、軽く60度も超えてしまうレベル。今日も天候の不安は無さそうで、「良走路」は確実と言える状況。また、ご多分に漏れず、今日もピーク時には60度を超えてくるでしょう。それでも12Rの時間帯には、昨日のように50度台にまでは下がっているものと思います(それでも十分な熱走路ですが)。

また、優勝戦のハンデ構成は、0mオープンではなく「オール10m」となりました。これは、準決勝でハンデ重化となった選手が居る(①長田恭)事に拠るものと推測されます。

優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式となります。



①長田 恭徳 (山陽) ハンデ 10

 準決勝では、大きく離れた3位入線ながら、2位入線の岡松忠が反妨を取られたため、繰り上がりでの優出となりました。
 終盤では木村武を逆転するシーンもありましたが、腕の差という事では無く、おそらくはタイヤのタレの差など、不可抗力的な逆転であったと思われます。それ以前に、やはり不安はスタート。準決勝でもダッシュが付かず、ほぼ最後方からレースを進める事になりました。
 この優勝戦も、すぐ外にスタート巧者の②前田淳、これがかなりの不安材料となります。展開面で厳しくなる以上、準決勝よりも更に相手強化となる優勝戦では、逆転の余地も無いかな・・・というのが正直なところです。


②前田 淳 (山陽) ハンデ 10

 逆にこちらはスタートの行き足で勝る印象、枠を活かしてのトップスタートも十分な状況です。準決勝までのレースでも、前を捌いて行ける程の機力の良さは有ります。但し、今日の優勝戦、主力の外枠勢に比べ、スピード勝負となるとやや見劣りする感は否めません。走法的にも、ハイペースで突き放して逃げるタイプでは無く、内々を押さえながら抜かせない競走に徹する事もある車ですので、今日は枠を活かしてどこまで粘り込めるか、というレースになりそうな印象です。


③丸山 智史 (山陽) ハンデ 10

 今節は初日から成績安定、優勝戦メンバー中では唯一、オール2連対をキープしています。特に、3日目の特選競走(K・シンプソン賞)を好タイムで制しており、早めの仕掛けが決まればかなり手強い1車となりそうです。
 ただ、あくまで「早めの仕掛けが決まれば」の条件付き。メンバー構成を考えると、内の②前田淳に乗っていける分、スタートに関しては好位置を取れそうです。問題はそこから、この②前田淳を早めに逆転突破出来るかどうか。逆に言えば、その早めの展開が叶った時は、機力面では主力外枠勢に対しても十分勝負になりそうで、手強い1車となりそうです。(あくまで条件付きという部分が有り、印の評価はやや下がりますが・・・。)


④桝崎 陽介 (飯塚) ハンデ 10

 この選手の本来のスピードを考えれば、この位置はかなり魅力的、ではありますが、スタート速攻タイプではないだけに、今日はまず、最重要とも言えるスタート争いでやや劣勢となりそうな印象です。特に外枠勢が、カマシ気味の一気のスタート力を持つ選手が揃っているため、ここを凌げるかどうか、というのが展開面で大きく左右するものと思われます。


⑤人見 剛志 (山陽) ハンデ 10

 昨日のコラムでも触れましたが、この選手の魅力はスタート一発の速攻展開。過去のレースを振り返っても、特に今日の様なセンター枠での実績が高い印象です。その上で、機力面の安定感が伺えます。
 準決勝こそ、先に抜け出したところを⑧早川清にラスト1周で捕まる展開となりましたが、今日は更に内枠からレースを展開できます。巧く行けば1~2角でホールショットを取れそうな印象も有り、マイペースで引っ張る展開になれば、そこまで早くから捕まるような事は無さそうで、展開面でもかなり上位に食い込めるのではないかと考えています。


⑥岩崎 亮一 (山陽) ハンデ 10

 準決勝では、10m6車並びの5番目から、内の各車を全て飲み込むカマシスタートを決められた事で俄然展開が向き、先に軽ハン2車を捌く展開で1着を飾りました。やはりスタートに関しては勝負強い面が有ります。
 ただ、問題はこの優勝戦メンバーに入っても同様の展開に持ち込めるかどうか、という点。機力面の比較では、正直やや見劣りする印象で、準決勝はその不安をスタート一発でカバーしたという点が否めません。今日の優勝戦、スタート巧者が揃う中では、紙一重ながら、不安の方が大きいところです。


⑦丹村 飛竜 (山陽) ハンデ 10

 準決勝の動きを見る限り、スタートからの行き足と機力の面で、この優勝戦メンバーの中に入っても十分上位の存在と言えます。更に、10m前が居ない分、全開で思い切ったカマシスタートも決められそうな雰囲気で、昨日同様の早仕掛けが決まれば、十分争覇圏の1車と言えます。


⑧早川 清太郎 (伊勢崎) ハンデ 10

 3日目の特選競走(K・シンプソン賞)こそ6着に敗れましたが、それ以外ではキッチリ1着を取っており、灼熱走路続きの山陽でも高位安定の状態をキープしています。この優勝戦も、主力勢の早いスタートに乗って、好位置を取れれば十分抜け出しも可能な状況です。ただ問題は、その主力勢の早いスタートが内から何枚も決まってしまうと、自身が早いスタートを切っても好位置に取り付けないというリスクも有ります(内枠勢が好位置を先に取ってしまうため)。中団キープぐらいであれば、周回数も8周に延びる分、そこから追い上げての逆転抜け出しまで十分有り得るところですが、位置を取れずに7・8番手からの展開となると、さすがに追い上げには時間が掛かるかな・・・と思います。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2018.07.16] 山陽
G2小林啓二杯・最終日
【12R】優勝戦  4100m(8周)

 ①長田恭(山)10▼(準決勝から)
△②前田淳(山)10
注③丸山智(山)10
 ④桝崎陽(飯)10
◎⑤人見剛(山)10
 ⑥岩崎亮(山)10
▲⑦丹村飛(山)10
○⑧早川清(伊)10

中枠からのスタート一発の魅力を秘める⑤人見剛を中心視。これに外枠から⑦丹村飛、⑧早川清のスピードレーサーが対抗するか。機力面では⑧早川清がやや抜けている印象で、スタートで中団キープなら十分逆転の抜け出しまで。但し、内の各車がそれに抵抗し、序盤の位置が苦しくなると、この熱走路での追い上げ展開にはやや注文が付く。
その場合に備え、内枠のスタート巧者にも注目したい。安定したスタート力と粘り腰では②前田淳が手強いが、そのスタートを凌いでこの壁を早めに突破できれば、③丸山智が気になる存在。機力面では外枠勢にも引けを取らず、とにかく展開ひとつ。実車券において余裕があれば、この③丸山智を1・2着に絡めた穴車券を少々押さえておく事をお奨めしたい。

<良走路>
本線(3単):5-78-2378
押え(3単):8-5-237


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

  • コメントする
  • 読者になる

コメント(0)

投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ