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暮れの豪雨の中、魂の男・村上義弘が競輪GP2012悲願の初制覇‼️

2022/06/20 0:49 閲覧数(457)
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募集テーマ:梅雨の季節、雨のレースの思い出!

今でこそ、ここ一番での仕掛けどころを逃さない強さの代名詞は松浦悠士だが、今から10年前競輪界最大のイベント競輪GPで大雨の中の発走で真っ先にゴールに入ったのが青い勝負服の村上義弘(73期・京都)だった。
戦前、ほんのひと月前に落車骨折その上、中部・近畿ラインを組まないで単騎を選択したこともあり、人気は3車並んだ東北ライン(佐藤友-山崎芳-成田和)、関東ライン(武田豊-長塚智-岡田征)の方が上回っていた。
開催も東京・京王閣だと言うことも手伝ってたのだろう。
発走台に並んだときから大雨で先行有利?とも思われて最終HSで正攻法の武田-長塚-岡田を叩き切った中部ライン深谷-浅井のその後を追走した村上。BSに入って間髪を容れずまだ垂れてもいない深谷-浅井を捲って行く。
4C過ぎにインを突いて猛然と追い込む北の3番手、成田和也と直ぐ後ろから捲られたが直線外側を伸びた浅井康太のG前勝負で成田を僅か1/8車輪だったか?ぎりぎりしのぎ切り、初のグランプリ制覇を果たした。

村上義弘はとにかく、『前を見てしまう。』ことが間違いなく一番少ない仕掛けどころを逃さない天才。その上、記念戦で他地区の選手がマークしても意気に感じ先行して優勝させるような器の大きなところも彼の魅力のひとつ。車券を買って外れても納得させてくれる数少ないひとり。
今日、宮杯を優勝した古性優作もどうか、近畿の大先輩・魂の男、村上義弘の競走の大きさと潔さを見習って手本にして新近畿時代をワッキーと共に築き上げて欲しいと願うばかりである。
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