ようやくひと休みのガールズケイリンは明日から和歌山開催がスタート、ここはガールズコレクション組の奥井迪・長澤彩・加瀬加奈子の三つ巴か。

奥井はドリームレースで先行すらできず内に詰まって大敗、予選クラスでは力任せにぶっちぎって圧勝してもタイトル争いには加われていないのが現実だ。

必ずしも先行だからダメというつもりはないが、もう少し柔軟さがないと今後はかなり厳しい。

長澤もアルテミス賞ではただ回ってきただけの参加賞、展開が展開だけにどうにもならなかった。

加瀬はそのレースで無理矢理捲って③着、こちらは一応の見せ場は作ったと言えよう。

新人の坂口楓華や地元の山本知佳もうまく運べれば一角崩しはあるか。

8/23
和歌山6Rガールズ予選１
[車 名 期県]
①藤原　亜衣里 102新
②長澤　彩　 　106愛○
③宮内　愛　　 112香
④三宅　玲奈　 108岡
⑤井上　玲美　 104東
⑥山本　知佳　 110和▲
⑦加瀬　加奈子 102新◎

いわき平で不完全燃焼もいいところの②長澤が飛び出してしまいそうなので⑦加瀬が追い上げて番手から差し切り、⑥知佳まで連れ込んでくれればそれなりの配当か。

三連単
⑦→②＝⑥

8/23
和歌山7Rガールズ予選１
[車 名 期県]
①白井　美早子 102大▲
②関口　美穂　 102埼
③高橋　朋恵 　108長△
④猪子　真実　 104愛
⑤坂口　楓華　 112京◎
⑥渡辺　ゆかり 102梨
⑦奥井　迪　　 106東○

⑦奥井はこのメンバーならあっさりが濃厚だろうが旬はすでに過ぎている。

強引に叩いてくれば他との脚力の違いで⑤坂口が自然と番手に入れそうで、そこから逆転まで期待してみたい。

連下は票も割れそうなので裏も手堅く押さえておく。

前回よかった①白井と一般戦ながら①着がある③朋恵へ。

三連単
⑤＝⑦→①③

なお豊橋記念「ちぎり賞争奪戦」決勝は地元勢が上位独占、金子貴志が弟子の深谷知広の捲りを差し切った。

だいぶ意外な展開になったが終わってみれば多くの人が期待した通りの結果だ。

それにしてもこの展開で勝ち切れない深谷はやっぱり甘ちゃん、ラインで決めるなどというのは二の次で王者クラスの選手なら負けてはいけない展開だった。

あと③を買った人はブチ切れ必至、誰も先行など期待していないし普段ほとんど捲りなのに決勝とか大事な時に急に先行するのは理解に苦しむ。