ブログ

「このチャンスに感謝したいです」

2018/10/07 22:18 閲覧数(432)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
服部佳代子のreport☆roomへ
いらっしゃ~~い‼



今回はG1 寛仁親王牌 世界選手権記念トーナメントが行われている
グリーンドーム前橋から情報をお届けします



今日(10月7日)は準決勝戦が行われましたが
脇本雄太選手の走りは圧巻でしたね




山崎賢人選手を突っ張って
いったん7番手になるも上がりタイム8秒8で巻き返して
決勝戦の切符を手にしました


脇本選手が踏み出すと
スタンドのお客様から「ウォー」と言うどよめきが上がっていました

私はモニターでレースを観ていたので
8秒8のスピードを目の前で体感できたお客様が
とても羨ましかったです


レースはやはり 
スタンドで観戦するのが一番だと痛感しました


さて...


今回のコラムのタイトル
「このチャンスに感謝したいです」を選んだのですが
この言葉は決勝戦進出を決めた
福島の小松崎大地選手が口にした言葉です




共同インタビューで小松崎選手は準決勝を振り返って
「越えられない壁を越える事ができました」
そう答えていました

でも それなら嬉しいはずですがそこに笑顔は有りませんでした


越えられない壁が越えられた要因や
初のビッグレース決勝への思いが知りたくなり
共同インタビュー終了後小松崎選手にお話を伺いました



「僕が競輪選手としてデビューする頃は
新田君や渡辺一成君が北日本を代表する機動力でした
僕も そのメンバーと一緒に走れるようになりたいとずっと目標に思っていました

少し前から一緒のレースになると前を任せてくれたり
そこから今度は僕に後ろに着いて下さいと言ってくれたり
とても嬉しく思っていました

それなのにローズカップで
僕の失敗で渡辺君を一人にしてしまったし
慎太郎さんにも迷惑を掛けてしまったし

僕がビッグレースの優秀に乗ったのが初めてなので
経験が浅いからというのは言い訳にもならないんです
もう申し訳ない気持ちでいっぱいでした

準決勝は僕のレースの前のレースで
渡辺君と慎太郎さんが決勝に乗ったのを目のあたりにして
優秀のリベンジを何としてでも決勝戦でしたかったんです
決勝に乗れてもどの位置になるかはわからなかったけど
とにかく何としてでも決勝に乗らなければお返しができないと思って
その思いだけで臨んだ結果が準決勝の壁を越えられていました

再び決勝でローズカップと同じ位置を任せてもらえる事になりました
決勝戦に乗れたこと 
二人に同じ位置を任せてもらえたこと
リベンジできること
このチャンスに感謝しています」

そう静かに語る小松崎選手は 
とてもカッコ良かったです


どの選手が優勝を手にするのかも楽しみですが
リベンジのチャンスに感謝する小松崎選手の戦いにも注目しています


以上、前橋から服部佳代子がお伝えしました
 
  • コメントする
  • 読者になる

コメント(0)

投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ