ケイリングランプリは佐藤慎太郎の優勝で幕を閉じた

初手はS取りで前受けを選択したのが福島コンビに正解だった

後方からのレースは脇本、押さえに行くタイミングは先行するならあれで良い

今のレースは後方のラインが赤板で動いて押さえに、別線が切って前受けが引いてドカンと先行の流れになる

なんのことはない、初手の並びに戻ってしまうなら、動かない方が脚を使わなくて済む

何人かの解説者になんで、あんな動きに、なんのために赤板で動くのか、聞いてみたところ、どうやら後ろのラインがレースを動かさなきゃいけないような空気があるようで、あまり意味はないがあって押さえている訳ではないという話を何人かの人がしていた

脇本は赤板でも動かず、中団の清水が来るなら叩き合いになるタイミングだから、あの積極策の清水も躊躇する、新田にしてもアッサリ引いて下げるのでは前を取った意味がなくなる

粘ってこその前受け、お陰で展開が良く慎太郎の優勝に繋がった

誘導に関するルール変更で、あまりレースをしていない脇本と新田がルール変更の意味を理解していたようなレースぶりだった

前受けの意味、後ろ攻めの意味を考えて様々なレースが繰り広げられるとよいなと思います

別の見方をする方もいらっしゃると思いますが、それで良いのです、レースの捉え方が皆が違えばバリエーションも増えるってものです


さぁ大晦日決戦は川口オートのスーパースター！

期待のサトヤマは決定戦に進出したのは立派のひとこと

では、初日から4日目までの成績とスタートタイミング、枠番と1コーナーと番手を書き出してみます

①青山周平
初日 2着 11 1枠 1番手
2日 1着 06 4枠 1番手
3日 2着 07 3枠 1番手
4日 3着 13 6枠 2番手

②永井大介
初日 3着 07 5枠 2番手
2日 6着 11 1枠 5番手
3日 1着 10 5枠 3番手
4日 1着 07 3枠 4番手

③高橋貢
初日 1着 10 2枠 3番手
2日 8着 16 8枠 5番手
3日 4着 05 4枠 6番手
4日 2着 05 4枠 7番手

④佐藤貴也
初日 6着 16 6枠 5番手
2日 3着 13 7枠 3番手
3日 2着 10 8枠 1番手
4日 1着 08 4枠 3番手

⑤鈴木圭一郎
初日 1着 08 1枠 1番手
2日 5着 04 5枠 2番手
3日 1着 07 5枠 2番手
4日 2着 16 8枠 4番手

⑥早川清太郎
初日 5着 20 3枠 8番手
2日 2着 10 3枠 3番手
3日 3着 10 2枠 2番手
4日 6着 06 1枠 1番手

⑦佐藤摩弥
初日 8着 12 7枠 3番手
2日 1着 03 4枠 1番手
3日 4着 10 7枠 4番手
4日 5着 10 6枠 2番手

⑧荒尾聡
初日 2着 17 2枠 2番手
2日 2着 13 3枠 2番手
3日 6着 09 1枠 3番手
4日 8着 19 8枠 8番手

このところ良く見る形が1コーナーへ青山、圭一郎の順で飛び込むシーンがここでも再現されそうなことが上記のデータから読み取れる

スタートを決めるのは1番枠かセンターの4番枠と両隣が多いのはオープンでの一般的な傾向も現れている

スタートタイミングと出足から青山が逃げる、2番手の位置を圭一郎と貴也の争い、タイミングは圭一郎だが出足で貴也が伸びて行けば1コーナーは貴也が先と見る、その外からサトマヤが伸びて届くが出切ってしまうほどは出ないので、結局は枠番で4、5番手になる内では永井も出るが4番手か？

外が利く圭一郎が貴也をパスするのに手間取ると内から永井がワンチャンスを狙って来る、3日目に見せた2車狩りもある

そこから青山の逃げを追うには、車間も少し空きそうで厳しい

スタートで貴也を圭一郎が叩いてしまうと青山と圭一郎のマッチレースになる、内を閉める青山と外を回る圭一郎のバトル、車は3日目では圭一郎が強めでゴールで交わされたが決勝は押さえられるのではないか

マッチレースでも青山が押さえると見ているので貴也が圭一郎の前なら青山で堅い

昨日は雨で捕らえられなかった圭一郎が晴れ走路なら貴也を抜けるとみて

①→⑤→②④が大本線
裏目の
①→②④→⑤が押さえ

枠番良く、スタートで位置を取れた時の
①→⑤④②→③が穴目で少々買ってみたい

今年一年、お読みいただきましてありがとうございました