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ハンデがないのは競輪と競艇だけ

2022/08/11 20:05 閲覧数(1241)
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 時折、競輪に、というか車券に疲れると、ふらり競艇に出かけたくなる。まあ大概は、競艇一日やると、やっぱり競輪だなとすぐ古巣にもどるわけだが。
 競輪は道中いろいろ駆け引きがあり、一周半、一周、残り半周と加速してゆき、ゴールは数人が僅差でなだれ込む。競艇は大雑把に申させてもらえば競輪の逆で、スタートが最も僅差、そこから第一ターンマーク、二マーク……六艇のせめぎあいがあって、だいたいの場合各艇の水が空いてゆき、もっとも差が開いた隊形でゴールすることになる。
 車券に使う頭と舟券に使う頭の「差違」に憩いでも求めているのかしら。
 オートや競馬はハンデ戦があるが、競輪競艇ともにハンデがない。とはいえ枠番は「かくれ」ハンデと言える。とくに競艇の場合の最内枠は大きなアドバンテージである。冗談口で記すが、もし、年末の競艇グランプリ王者が――競輪みたいに――翌年のすべてのレースで一号艇を付与される。とかなったら大騒ぎだろう。
 競輪も内枠の車番の方が初手の好位(選手が理想とする位置)を取りやすいとされるが、各々の思惑がぶつかることも相俟って、競艇ほどの有利さは感じない。前述したように競輪の場合は昨年のグランプリ王者が通年一番車に組まれる。もちろん有利な点も多々あるのだが、たとえば誰もが前受けを嫌う番組でも――格上ゆえということもあるが――前を取らざるをえない役回りを強いられたりもする。
 それよりなにより、せっかくの内枠車番をもらいながら何を考えているのやら、もしくはほんとになんも考えてなさそうな選手もいるし、味方が注文どおり好位に迎えてくれたとしても意味なしの競輪ばかりという選手もいるから……。ま、それが又競輪の面白いところでもあるのだけれど。
 いきなり話が逸脱するが、競馬場に行って単勝一本買いで一日すごしたい。
 やっぱりわたくし、競輪に、もしくは車券に疲れているのかしら――。
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