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防府記念その2

2017/11/05 14:56 閲覧数(3284)
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みなさん、こんにちはm(_ _)m
ヤマコロジーの時間です。

防府記念競輪も早いもので本日(11月5日)最終日を迎えました。
決勝に勝ち上がった9選手の準決勝を振り返って行きましょう。
車券戦術の参考にしていただけたら幸いです。

まず10R、
2日目の「天神杯」でぶつかった、稲毛健太と吉澤純平が再び対戦となりました。
その時は、吉澤が2周先行で1着。
稲毛は、今後のG1戦線を考えると、連敗は避けたいところでしょう。
レースは後ろから吉澤が動いていきます。
浅井康太が中心の中部勢先頭の猪俣康一が、一度引いて吉澤の3番手から仕掛けます。
この時点で残り2周半。
猪俣としては、浅井の前を「自分で頑張りたい」と言った以上、浅井以上のレースを見せなければいけないので、腹はくくっていたと思います。
しかし、そこから浅井が甘かった。
2周で稲毛に叩かれた猪俣を入れます。
同じ3番手まくりなら、浅井のほうがずっと強いです。
これで浅井は1車後方になります。
浅井は猪俣も決勝に乗って欲しい…
と思ってのことでしょうが、場数を踏んでいない猪俣にそれ以上を求めることは少し酷かなぁと思います。
浅井の気持ちは分かりますが、番手を選択したことで十分だったと思います。



吉澤は、後方に置かれないようにとりあえず前に行こう、という気持ちで浅井の後ろに入っていきます。
これが結局は命取りになりました。
浅井の後ろは取りましたが、今度は浅井を越えなければいけない。
飛ばすならそこでした。

3番手からまくる猪俣の上を、浅井と吉澤が絡んで落車。
稲毛の番手から抜け出した松岡健介が1着。
2着に逃げ残った稲毛、3着の猪俣が入りました。

稲毛は思ったより成長していると感じたし、優秀戦で勝った吉澤は油断負けでした。
浅井は優しさが裏目に出た10Rでした。

続いて11R。
ここは太田竜馬が1着でしたが、もっとレースを考えないと一発屋で終わってしまいます。
強いだけに私も求めるレベルが高くなってしまします。

最後に12R、
1着は村上義弘ですが、彼はさすがでした。
番手を回る自力選手が、前をかばい過ぎて勝利を取り損ねる選手が多い中、しっかりと1着で勝ち上がりました。
本人もいろいろ考えることがあるでしょうが、やはりプロだなと思います。

新山響平を相手に一歩も譲らなかった野原雅也は、9着ではありましたが先行選手のプライドでは野原が勝ちました。
着では負けましたが、勝負は野原が勝ったと思います。
1着村上、2着新山、3着松浦悠士で決まりました。

決勝戦をこのような視点で見ると、先行は稲毛に絞られてくると思います。
太田は、小松島記念で村上に翻弄(ほんろう)されて負けたことをどう思っているのかが分かります。
自分の役割を極めようと思う結果、タイトルがついてくるのだと思います。







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