先日まで行われていた、ガールズケイリンコレクション平塚ステージのトライアルレース。
高松・奈良・松戸の3場で行われた。
私は、松戸だけ現地観戦して、太田りゆの捲りを生で見て、3連複で何とか仕留めて、自らの不出来を納得させていた。
全体的には、緊張感のあるレースが多く、これはこれで悪くないなという思いもある一方で、落車があったり、予想外の出来事もあった為、トライアル自体には、まだ改善の余地があるようにも感じた。
選手達の走りが良かれ悪しかれ、生き残りの為に懸命に走っていた事だけは、理解出来た。
ただ、高松も松戸も欠場者が出ていた為、補充や追加が発生していた。
これを、どう受け止めるか？
ガールズ選手達からのSOSのように感じられないか？
ガールズケイリンばかり依怙贔屓するなと怒られてしまうかもしれないが、少なくとも性差があるのは事実で、それを抜きに物事を推し進めようとするのは、どうなのだろうか？
競輪界も長らく男性社会だったようだが、女性の雇用推進やら、雇用機会均等やらの要素とは、あまり関係がなさそうな、彼女達の窮屈そうな様子は、私を車券的に困らせるのには、十分すぎる。
もう少し、女性の視点から競輪界を変える必要があるのではないだろうか？
そんな風に考えざるを得ない、ガールズケイリンの昨今の状況に思える。
彼女達を抑圧する事は、決してプラスには働かない。
トライアルレースは、小倉競輪祭でも行われ、ガールズケイリングランプリの出場者を決定するようだが、
これも、昨年までの経緯を知る限り、一筋縄ではいかない。
単純な「実力勝負」を、早く見たいものだ。