ブログ

弥彦記念

2017/07/29 18:31 閲覧数(1642)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
みなさんこんにちはm(__)m
お久しぶり、ヤマコロジーの時間です。

今日(7月29日)から弥彦競輪開設67周年記念ふるさとカップGⅢ、
が始まりました。
前検日、合志正臣と近藤龍徳の明るい表情が印象的でした。
特に合志は、新しい練習方法にかなりの手ごたえを感じたらしく、
前場所の広島FⅠでは連勝で決勝に勝ち上がり、
決勝もコースが空けば十分優勝もありました。

上体の力が抜け、上半身と下半身のバランスが整っていました。
無理なくペダルに力が伝わると思います。
ですから、勝負どころで力を溜めこむことができます。
体の小さな選手はバランスが大事です。
筋力に恵まれないので小さなときから身体全体で何でもこなします。
小さいということは、決して不利ではないのです。
特に道具をこなすスポーツはそれが言えるでしょう。

反対に体格に恵まれた選手は、
幼いときから力任せで何でもこなせたので身体の使い方には疎い選手が多いです。
合志は、若かった頃の身体のキレを取り戻したといっていいでしょう。

福井記念競輪を振り返りますが、
野原雅也の2周半の突っ張り先行に乗った脇本雄太が、
地元記念3度目の優勝で幕を閉じました。

脇本の優勝の立役者になったのは野原雅也。
ご存知、父親は有名選手の野原哲也さん(51期・引退)です。

現役の時は、近寄りがたい雰囲気もあって話すことがあまりありませんでしたが、
今は私が福井競輪場に行くと、大きな器で優しく接してくれます。
聞くところによると、地元の後輩にはいつも優しかったらしいです。
地区の違う選手には弱みは見せられない…
そんな昔かたぎの選手です。

有名選手の2世は、必ずお父さんとの比較に嫌気がさしてきます。
私が現役の時、雅也に
「お父さん元気か?」
と聞いてもあまり反応は良くありませんでした。
それより突っ込んで聞いても
「親父とはあまり話さないので…」
とつれない返事。
親子の距離を感じました。

それは坂本貴史(父・坂本勉)にも言えました。
勉さんは
「俺がアドバイスするとむくれちゃうから、気が付いたら行ってあげて」
野原さんは
「最近は普通に話すようになったよ」
と、息子への接し方は難しいようです。

2次予選、雅也は村上義弘を連れて戦いました。
レースは打鐘過ぎにかまして自身は3着、村上は1着でした。
レース後「雅也の気迫を感じた」と村上はいい、
雅也は「今までで一番緊張しました」
と受け答え。
そのおかげもあって、準決勝は「2次予選ほど緊張しませんでした」と
競輪選手としての器が大きくなっていました。

こうやって場数を踏んでいって一流の競輪選手になっていくと思います。
貴史は、新山響平がデビューして、明らかにレース内容が変わってきました。
あとは結果が出るまで今の走りを貫くのみ。

タイトルを獲って、父親の喜ぶ顔が見たいものです。



※29日に公開の記事から内容を修正しました。
(Gamboo編集部)
  • コメントする
  • 読者になる

コメント(0)

投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ