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A級ラストシリーズ激走中

2018/12/24 23:11 閲覧数(793)
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服部佳代子のreport☆roomへ
いらっしゃ~~い‼



今回のコラムは若手選手の成長が注目される徳島から
来期S級デビューを決めているフレッシュレーサーをご紹介します


まずはこの選手から



小川丈太選手です

皆さんご存知だと思いますが 
ビッグレースの優勝経験も有る小川圭二選手の息子さんです



2017年5月に111期として選手登録し
同年7月にA級3班でデビュー

その年の12月17日に佐世保記念の最終日に行われた
チャレンジレインボーカップファイナルで
先行逃げきりを決めて12月18日付けでA級2班に昇班しました

誰もが勝ちたいレースで
しかも 冬場の佐世保の強風の中で逃げ切ってしまう
メンタルと脚を持つ丈太選手

その後 瞬く間にS級昇級を決めていくと思っていた方も
多かったのではないでしょうか?!



その辺りも含めてお話をうかがいましたのでご紹介します

「S級に上がるだけなら もっと早く行けたのではないかと思いますが
父から ”お前はS級に行きたいだけなのか S級で戦っていきたいのか
どっちなんだ?!
A級で勝つだけのレース内容ではS級では通用しない!
S級に上がるまでのA級で どんな考えを持ってレースをしていくかが大事だ!”
ずっとそう言われていましたから 
A級時代は焦らず
絶対に先行してS級の点数を取っていこうと考えていました

一時期は 警戒されて全然 先行をさせてもらえなかったんで
そんな時は どこから掛けていこうかとか
どうやって包囲網を突破できるような走りができるか
脚力をつけていくには...等
勉強になる時がありました

でも だんだんA級では先行で真っ向対決になるレースが減ってきて
僕を逃がして別のラインは僕の後ろを取ろうとするレースに変わっていきました
そんな時にS級昇級が決まりました

まだまだ僕の実力ではパワー不足やトップスピードが足りなかったり
レースの展開を作ったりとS級で戦うには全く通用しないと思いますので
その点からは もっとA級で学ぶべきことが沢山有ると思います

A級2班への昇班からS級への昇級まで1年の勉強期間は
短かったと感じています

ただこのままA級で 先行でもがきあう相手が不在では
覚悟を決めてS級で勝負しながら力をつけていくしかないのかな?!と
感じていた頃でしたので良いタイミングだったかもしれません

僕は父には躾や礼儀 考え方など厳しく言われます
でも僕は小川家の長男だから 
シッカリしなければいけないと思っていますので
厳しいと思ったことは一度もありません
父の指導には本当に感謝していますし 父を尊敬しています

今の僕では まだ父に誉められたり認められたりなんてあり得ないと思います

でも 人づたいに父が僕のレースを観てくれていたと耳にすると
気にしてくれていることに嬉しく思いますし
もっと感謝する気持ちが増します

今の目標は小松島記念で父と一緒に走りたいと言うことです
それが決勝戦なら一番嬉しいことですが...

焦らすコツコツ努力して 
S級で勝負できるように頑張りたいです

まずは残るA級戦ではS級に繋がる走りを心がけていきます」


THE 昭和

丈太選手に取材をさせていただいて感じた率直な感想です
この取材の後にお父様にはお会いしていませんが


息子さんはお父様の背中を追いかけて
立派に育っていますよ


そう伝えたくてたまりませんでした
何だか感激してジンと胸が熱くなりました




実は 丈太選手に初めて会ったのは丈太選手が小学校低学年の頃です
お父様に連れられて選手会徳島支部の事務所へ遊びに来ていました


初めての会話は忘れもしません

丈太選手 「おばちゃん こんにちは‼」

私 「おばちゃん? そう言う時は 綺麗なお姉さんって言うのよ
親の躾がなっていませんね 親の教育がなってないねぇ」

圭二選手「小川家は正直に生きろと教えています 間違っていません」

小川家息子一同大合唱で「おばちゃん‼ おばちゃん‼ おばちゃん‼」


そんなキュートなやり取りをしてきただけに
プロのアスリートとして
また素敵な大人に成長していく姿を目にすると
おばちゃん泣けます 笑



余談が長くなりましたが...


来期S級に昇級する前のA級ラストシリーズとなったのは
今日(12月24日)初日の大垣FII開催です


S級に昇級する前から追いかけてみてはいかがですか?!
丈太選手が どんどん成長していく姿を一緒に応援しませんか



さて徳島には来期 もう一人S級に昇級する選手がいます
皆さんに紹介したいので写真を撮らせてくださいなっと声をかけると





はい 
この通りで~~す


小川丈太選手とは自分を表現する方法が真逆な
吉川嘉斗選手です


自分の熱い想いを伝えようとすればするほど
こうなるオチャメさんです




では改めまして吉川嘉斗選手です



「S級昇級まで早かったのか遅かったのか...

皆さんからは遅かったと言われましたが
僕は本当にS級に上がれるのか半信半疑でしたので
あ~~ S級に上がれるんだぁ~って感じです
まだ実感は無いです

S級は未知の世界過ぎて
やっていけるのか?!自信があるかって聞かれますと答えに困りますが
せっかくのチャンスですのでシッカリ準備して
精一杯 頑張りたいです」


実はとても真面目で照れ屋でオチャメさんな吉川選手


一度も経験した事の無い段階でS級の事を語れないと
1開催走った後の1月下旬の松阪記念で
改めて取材をさせていただく段取りになりました



その場を取り繕うやり取りではなく
この真摯に向き合っていただける姿勢が吉川選手の魅力です


しかし 小川真太郎選手がつけた愛称は

まだ25歳ですが ”オッサン ” です


そうなんです
徳島のムードメーカーの一人で
真面目ですが とっても気さくです

是非 応援の際は ”オッサン” コールをお願い致します


そのオッサンのA級ラストシリーズは12月29日からの久留米FIIですが
12月22日からの防府での落車の影響が気になるところです


今回は来期からS級デビューの
小川丈太選手と オッサンこと 吉川嘉斗選手をご紹介しました



次回はグランプリシリーズの舞台
静岡競輪から情報をお届けする予定です


以上 服部佳代子がお伝えしました
 
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