Ｓ級特昇を決めた名古屋で、明日早くもＳ級３回目、デビューからすべての開催での優勝を目指す寺崎。

今日の準決勝はホームからの早め先行も、椎木尾の追い込みをわずかに押し切っての勝利でした。
差はわずかでしたが、決勝線までしっかり踏み切れている走りを見れば、明日も記録が途切れることはないでしょう。

Ａ級決勝の脇本弟は少し厳しいかもしれませんが、福井の若手２人がそろって優勝してくれたらと願っています。

まだ相変わらず開催中止が相次ぐ競輪。
函館記念からの記念競輪は行うものとわたしも思っていました。
中止の判断は仕方ありませんが、どことどこをいつまでの間、などと、場所、期間をはっきりさせなければ、ファンは「またか」とがっかりするばかりです。

今日になってあそこもここも中止・・・という流れを見ると、わたしたち一般の者には「うちも中止にしておいた方が無難なんじゃないの？」という感じの決め方をしているのではないかという不信感を抱いてしまうんですよね。

それがほぼ毎日、情報が更新される度にがっかりされられるのですから、みな不満に思うのは当然でしょう。

ファンはみな、keirin.jpの「開催日程」を見ながら、限られている開催を確認しているはず。
競輪が、他の公営競技に比べて感染症予防対策を徹底しておられるのならばそれは間違いではありませんが、この先これを緩和したあとの「在り方」をしっかり考えなければ、おそらく競輪人気の復活など遠のくばかりです。

なんだかんだ言っても、われわれは馬より舟よりチャリンコが好き。
だから頼むよ「がんばれ競輪！」

明日の名古屋競輪決勝戦。
せめて、少しばかり爽快な気分になれるよう、新しいスターの熱い走りを期待しましょう。