皆様、こんにちは。

6/13(日)、今日のオートレースは、浜松（アーリー）最終日開催中、また、飯塚のG1・ダイヤモンドレース（ナイター）が最終日を迎えます。

今日は、飯塚G1の優勝戦「第12Ｒ」をピックアップ致します。
筑豊・飯塚地方は、基本的に雨は無いものとは考えていますが、雨雲レーダーの予報的には雨の可能性もゼロではないため、「良走路」「湿走路」両方の想定とします。

優勝戦の枠番は、まず準決勝１着グループの４名で選択順を決する予備抽選を行い（抽選は全国ランク順）、その結果に従って選択（２着グループも同様）という形式となり、１番権利を得た岩見貴が３枠を選択、２番権利の荒尾聡が１枠を選択。次いで３番権利の金子大が２枠を選択し、以降は選択順＝枠番となりました。

優勝戦は、１車１車の短評形式でお送りします。



①荒尾　聡　（飯塚）　ハンデ　０

　１番権利の岩見貴が３枠を選択した事で、次位の選択権から実績十分のポールポジションを奪取しました。走路を問わず、狙うはホールショットからの逃げ切りでしょう。特に当面のライバルと目されていた鈴木圭が優出を逸した点は大きいと思われます。コースを押さえる技術は卓越、外枠７車を相手にしても十分抑え切れると見ています。また、湿走路に関しては全国屈指の巧者であり、ひとたびアタマに立ってしまえば、そのまま逃げ切りも十分と見ます。


②金子　大輔　（浜松）　ハンデ　０

　両隣にスタート速攻タイプが控える形となり、まずはスタート後の位置取りがポイントになりそうです。うまく内側に潜り込み、前団にとりつく形になれば、チャンスが生まれるかもしれません。また、湿走路となった場合も昨日の実績が有り、十分乗りこなしての争覇圏と見ています。


③岩見　貴史　（飯塚）　ハンデ　０

　枠番選択の１番権利でしたが、選んだのは３枠。全国レベルでのスタート力を誇る１車ですが、最内枠からは窮屈になると考えたのでしょうか。確かに記憶の限りでは、あまりオープンの最内枠というイメージはありません。また、そのスタート速攻がこの優勝戦でバッチリ決まれば好勝負になると思いますが、優勝戦メンバー相手にそれがどこまで届くかがカギとなりそうです。


④角南　一如　（山陽）　ハンデ　０

　枠は決して悪くないのですが、やはりポイントとなるのがスタート。かつてはオープンの中枠で好スタートも決めたことのある車ですが、近況はほぼ後方からの追い込み勝負というレースぶりが目立っており、このメンバーに入るとやや注文が付きそうです。


⑤重富　大輔　（飯塚）　ハンデ　０

　準決勝は降雨の影響で湿走路、得意の走路状況となりました。それもあっての躍進というイメージは拭えず、予選の前半戦（良走路）ではやや苦戦という状況です。スピードは十分で、前回のミッドナイトでもその機力を如何なく発揮しましたが、ポイントはスタート展開。特に今日はすぐ外の隣にスタート定評ある有吉辰、この存在が厄介となります。


⑥有吉　辰也　（飯塚）　ハンデ　０

　初日の飯塚No.1決定戦では３枠から好スタートを決め、そのまま６周回を押し切りました。飯塚のトップ８が一堂に会したその場面でもその「伝家の宝刀」とも言えるスタート力は健在で、近況はそれに機力面も備わってきました。今日は荒尾聡が絶好枠という事も有り、これにどこまで詰め寄れるか。やや遠いですが、もし仮にトップスタートという形に持ち込めた場合は、予想以上の好勝負も十分期待できそうです。


⑦青島　正樹　（浜松）　ハンデ　０

　昨日の11Ｒは非常に不安定な走路、しかしそのような走路には滅法強いというのが最近の評価となります。ただ良走路に関しては、このメンバーに入ってしまうとやや足りず、この枠もやはりハンデとなってしまいそうです。昨日同様、不安定走路となった場合の一発が面白そうな存在ですが・・・。


⑧新井　惠匠　（伊勢崎）　ハンデ　０

　1月24日、当地・飯塚で開催されていたG1開設記念の最終日11Ｒ・特別選抜戦。森且行選手の落車事故にて反則妨害を取られ、それが各メディアで大々的に取り上げられた結果、批判の矢面に立たされる事になってしまいました。あの事故自体は、いわゆるレーシングアクシデント。図らずも起きてしまった事と考えていますが、昨日のCS中継（優出選手インタビュー）の最後に、謝罪の言葉を発した姿を見て、言葉に詰まりました。どれだけ心無い批判を受けたのか、想像を絶するものであったのでしょう。とにかく思い詰め、ただそれを表現する場も無く、ここまで来てしまった事への無念が滲み出ているようで、本人の人間性、ファンやレースに向かう真摯な姿を思うと、こちらも只々悔しいと言うしかありませんが、今日もまた車券を購入する我々のために、ベストなレースを心がけてくれる事でしょう。
　ここまでの状況や、この枠番を考えると、今日は苦戦を強いられるのでは、というのが正直かつ客観的な評価となりますが、混戦になれば一発が、特に湿走路となった場合には期待できるかなという印象です。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2021.06.13]　飯塚　★ナイター
G1ダイヤモンドレース・最終日
【12Ｒ】優勝戦（枠番選択）　　4100m（８周）
良湿
◎◎①荒尾聡（飯）０
△△②金子大（浜）０
▲　③岩見貴（飯）０
　　④角南一（山）０
注▲⑤重富大（飯）０
○○⑥有吉辰（飯）０
　　⑦青島正（浜）０
　注⑧新井惠（伊）０

（良走路）１周２角立上り想定　←①⑥③②⑤⑦⑧④

＜良走路＞
本線（３単）：１－３６－２３５６
押え（３単）：６－１－２３５、１－５－６
＜湿走路＞
本線（３単）：１－５６－２５６８
押え（３単）：６－１－２５８、６－５－１


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。