賛否両論ある「共同通信社杯競輪」の自動的に番組を編成する制度(一次予選と二次予選に採用)だが、その自動番組の「呪縛」とでも言いたくなるような、途轍もないファイナルとなった。四対一対一対一対一対一の「六分戦」。単騎五人の矜持も、特別競輪の決勝で四番手をまわる園田匠の義侠も理解の範疇だが、固陋なわたしには正直、車券でつきあう気分は萎え気味である。
岐阜記念の竹内雄作がやけに「できている」ふうだったので、今回は毎日あたまで買うときめていた。いまのところ二日めの二車単440円のみだからマイナス収支だが、あと一回、今日は第五競走の一番車だ。うしろに頼れる志智俊夫なら(岐阜記念の一着失格は峻烈なブロック!)、わたしにはここが「決勝」みたいなものだ。
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