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これも競輪、これが競輪――オールスター競輪は明日決勝

2019/08/17 23:32 閲覧数(617)
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 本日(八月十七日)の名古屋オールスター競輪四日目から――。
 第四競走――。長島大介の捲りを素通りさせた香川雄介はすかさずその後ろにスイッチ、二着ゴールの香川を「名手の香川――!」と実況は褒めた。俺は名手もひとによると胸奥で毒づくが、これも競輪だ。ヨコはからきしだがタテはある――の見立てなら本線の車券だと誰かが胸を張り、俺は「大介-雄介じゃないの」と空振りの駄洒落を飛ばすのがやっと。
 第七競走――。痛々しささえ受ける現況の武田豊樹だが、ドンピシャのタイミングに見えた和田真久留の捲りを渾身ブロックで止めてしまった。その時の実況は聞きのがしたが、これが競輪だ。捲られた吉澤純平を抜けないS班と揶揄されたとしても、俺にはこれぞ競輪である。
 第十競走――。新田祐大―佐藤慎太郎がカマシを打ち、山崎賢人を見限り踏み上げた中川誠一郎が二着に届いた瞬間、俺は強い既視感をおぼえ、買えたじゃないか! と、膝を打った。五月の松戸ダービー二日目の第十競走、新田-佐藤が打鐘すぎから逃げ、不発の山崎を捨て捲った中川が頭まで突き抜けたのを、現場で1センター越しに見ていたというのに、忘れているようじゃァ俺も焼きが廻っている。調べたら奇しくも二車単の目はどちらも③①で更に落ちこみ、今年のオールスターはほぼ終了だなァ……弱気の虫が蠢いた。
《オールスター競輪決勝》なにゆえ福島ワンツースリーなのかはギャンブー生放送で散散しゃべったので割愛されてもらい(たいした話はしてません、まるっきり)、渡邊一成がいとも簡単に新田祐大の捲りを差す――そんな場面を一度となく見ているので裏目車券から――という結論と、あといい忘れたことをひとつ。新田祐大か渡邊一成のどちらかがグランプリの権利をとり、佐藤慎太郎も一千五百万円余の三着賞金でグランプリに近づく。そんな「画」が頭の片隅に浮かんでいる。
 ⑥②⑨の三連単を買います。

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