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ブフリのTシャツ

2017/09/02 21:17 閲覧数(1145)
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 遠征先に向かう列車で某選手が同配分のブフリ選手に遭遇、ブフリは「ブフリ」と片仮名でプリントされたTシャツを着ていて、某はちょっと恥ずかしくなって車両を移ったという。また聞きであるから詳しい確証はないのだが、某の不意の行動はなんとなく理解できる。
 意味不明の漢字の羅列や、誤用の日本語がプリントされたTシャツを纏う欧米人、途轍もなく恥ずかしい英文や仏文を胸や背に貼って街を歩く日本人。ブフリも「ブフリ」の字体の恰好良さに惚れてのオリジナル・Tシャツなのだろうか。
 三十年以上前の弥彦記念で俺は、亀川修一のサイン入りサン・バイザーを貰ったが、人前で被ることはしなかった。数年前までは後楽園の馬券売場でよく立川競輪グランプリのジャンバーを着た人間と擦れ違ったものだが、最近は遭遇率が激減している。
 ザ・コレクターズの「Tシャツレボリューション」は、♪言いたいこと/言えないこと/言いそびれたこと/今も言えずに/胸の中/くすぶる/言えないなら/いっそのこと/Tシャツの胸に/それを書き連ね/街へ/さあ! 繰り出そう――と始まり、後半部には掛け合うように、♪Love and Peace/愛と平和/Peace not War/戦争反対――とボルテージが上がるのだが、さしずめブフリの場合を挿入するなら、♪負けないブフリ/競輪選手――となるのだろうか。
 今さっき終った前橋はブフリが「違う道」を「違う脚」で圧勝だったが、俺は二着の南修二も三着の小坂敏之も買っていない。

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