皆様、おはようございます。
１週間のご無沙汰でした。

今週末のオートレースは、浜松のG1・スピード王決定戦。今年に入ってグレードレースを連取している浜松勢が、地元凱旋で更に勢いづくのか、それとも遠征勢が一矢報いるのか・・・５日間の激闘は、中日・３日目を迎えます。

そして暦の上では３連休に入り、このタイミングを見計らって、不肖私、今日より最終日まで浜松遠征、現地参戦と相成ります。
我が心のホームバンク・浜松へは、昨年11月初旬のSG日本選手権以来、約３ヶ月ぶりの参戦となります。
気合いも十分という事で、久々の遠征、楽しんで参りたいと思います。

という事で今日は、終盤２個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

G1という事で主力ハンデに戻り、結果的には初日から機力の違いを見せつけている鈴木圭。これに挑むは、ここまで共に８連勝をマークしている両雄、荒尾聡と金子大。この２人、もし準決勝まで無傷なら、共に公式記録として残る「10連勝」の金字塔を同時に達成する事になります。そう考えると、おそらくこの３人、さすがに準決勝までは直接ぶつける事はしないだろう・・・と思っております。何せ、複数の選手が10連勝同時達成というのは、オートレースの歴史を紐解いても（少なくとも公式記録になってからは）前例が無く、業界としても、後世まで語り継がれる華々しい記録となるでしょう。こんなことは言うまでも無く、番組編成委員の方々は分かっているはず・・・と思いたいです。
天候微妙、ハンデ構成はそのままでメンバー強化となる今日３日目が「鬼門」になるとは思いますが、もしこの２人がこの逆境を跳ね除けて共にリーチをかけるのであれば、その時は、準決勝で少なくともこの３人は当然別のレースに乗せて、潰し合う事の無いようにしてくれるもの・・・と思っています。

それではここから前予想に入ります。
前述の通り、今日の大きなポイントは天候・・・夜になるにつれて雨の可能性が高まる予報となっていますが、レースの時間帯はどうなのか、いつ雨が降りだすのか全く分からない状況ですので、今日は良走路・湿走路両方の想定と致します。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今節よりハンデ10ｍ重化


[2018.02.10]　浜松
G1スピード王決定戦・３日目
【11Ｒ】準々決勝戦　　3100m（６周）
良湿
注注①石貝武（浜）０
　　②辰巳裕（浜）10
▲　③青木勝（伊）10
　▲④中尾貴（飯）20
　◎⑤森且行（川）20
○　⑥三浦康（伊）20
△△⑦松尾啓（山）20
◎○⑧金子大（浜）20

良走路に関しては、スピードに勝る⑧金子大を中心視して良いか。主力10ｍ前では本走3.3秒台連発の③青木勝が脅威であるが、準々決勝でメンバーが強化され、逃げのペースも上がるだけに、抜け出しに窮すると重ハン勢の速攻も。機力上昇条件ながら、スタート速攻決まると⑥三浦康が面白い存在か。スタートやや不安も、機力上位級で追い込み展開となれば⑦松尾啓も浮上。
湿走路の場合は、やはり巧者⑤森且行、ハンデ位置絶好だけに中心視。これに⑧金子大が追い込む展開が本線。10ｍ勢がやや湿走路を不得手としており、中心は最重ハン勢。④中尾貴も目イチのスタートで枠なりキープなら十分割って入る存在。
どちらの走路にしても、単独０ｍ逃げの①石貝武の残り目は一考か。湿走路の実績はそれほど無いが、前述の通り10ｍ勢がやや不得手としている分、序盤でアドバンテージを築ければ・・・。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３６－１３６７
押え（３単）：６－８－１３７
＜湿走路＞
本線（３単）：５－４８－１４７８
押え（３単）：８－５－１４７


[2018.02.10]　浜松
G1スピード王決定戦・３日目
【12Ｒ】準々決勝戦　　3100m（６周）
良湿
注　①片野利（川）０
　△②斎藤正（浜）10
○　③田中進（飯）10
　注④栗原俊（伊）20
▲▲⑤松山茂（浜）20
　　⑥久門徹（飯）20
△○⑦山田達（川）20
◎◎⑧鈴木圭（浜）20△

良走路に関しては、初日の大整備を経て一気に主役級に躍り出た⑧鈴木圭が、桁違いの機力で文句なく捻じ伏せる。何度か申し上げている通り、通常の主力ハンデに戻れば、大きな武器である「外枠からのカマシスタート」が決められるため、序盤から好位置でレースを進められるというアドバンテージがある（スーパーハンデの場合、それが使えない）。湿走路に関しても、抜けた湿走路巧者がそれほど見当たらないだけに、確勝とは言い切れないが軸には最適か。
良走路の場合は軽ハン勢が出色、先行も有り得る③田中進が前節の浜松でも好タイムを残しており、この位置は気になるところ。また、伸びシロはまだありそうな①片野利も残り目十分、3.3秒台にまで入れられれば対抗視まで評価を上げて良いが、3.42一杯なら連下までか。重ハン勢が追い上げる展開なら、ここまでの実績から⑤松山茂と⑦山田達を推してみる。湿走路になればこの２車が、⑧鈴木圭に対抗し得る存在か。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３５－１３５７
押え（３単）：３－８－１５７
＜湿走路＞
本線（３単）：８－５７－２４５７
押え（３単）：７－８－２４５


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

それでは、行ってきます！