皆様、おはようございます。
浜松の某ホテルより、コラムを更新致します。

浜松オートで開催中のG1・スピード王決定戦は、今日が４日目。いよいよ今節のベスト32が凌ぎを削る準決勝戦が行われます。

と言う事で、今日はこの準決勝戦４個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

浜松・G1スピード王決定戦、前回はちょうどキッチリ１年前。当時のコラムを見返してみますと、やはり土日で現地浜松遠征をしておりますが、車で行こうとした当日朝、ニュースを見たら、東名高速道路の大井松田IC～裾野IC間が雪のために通行止の一報が有り、止む無く新幹線で向かう事になったと記されていました。そして、その準決勝戦のメンバーを見返した時に、あ、これって確か、阿部剛が主力10ｍ前でハンデ据え置きのまま、とんでもないタイムを叩き出して優勝した、あの開催か・・・というところまで記憶が繋がって行きました。

・・・そして今回も、この準決勝にあたってのハンデ調整は、唯一主力20ｍ前で準決勝進出を果たした西川頼が10ｍ重化したのみ。主力10ｍ前に関しては据え置きとなります。
準決勝に進んできた主力10ｍ前のクラスでも、昨日の準々決勝戦でなかなか驚異的なタイムをマークしてきており、それがそのままのハンデで（しかも捌き不要の０ｍ戦で）準決勝に臨むわけですから、主力最重ハン勢にとっては厳しい戦いを強いられる事になりそうです。

冬場のハイスピードバトル、逃げか追い込みか、白熱の準決勝４個レースをここからじっくり前予想してみたいと思います。

天気予報では、昨日降り出した雨は夜半前には止み、今日は朝からすっかり晴天、さすがに良走路の想定で良いかと思います。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今日よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今日よりハンデ10ｍ重化


[2018.02.11]　浜松
G1スピード王決定戦・４日目
【９Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①西川頼（浜）０▼
◎②青木勝（伊）０
　③森且行（川）10
○④中村友（浜）10
　⑤岡部聡（山）10
▲⑥佐藤貴（浜）10
△⑦青山周（伊）10
注⑧永井大（川）10

昨年の同大会準決勝の傾向を少し踏まえて、主力10ｍ前で好タイムを残している実績車が０ｍ逃げで更にタイムを伸ばしてくると見て、今節良走路で好調の②青木勝の逃げから入ってみたい。おそらく、スタートやや不安の①西川頼（ハンデも重化）に対しては先行できると考えられる。ただ、あくまで、位置が最も良くリスクが少ないという意味で、連軸として最適と考えての本命印であり、重ハン勢にも付け入る隙は十分有る。その筆頭は、主力外枠勢・・・よりも、今日のスタートからの動きで急浮上となりそうな④中村友か。枠なりで切れれば早め抜け出しも十分。これが厳しければ、主力外枠勢でスタート力上位の⑥佐藤貴、⑦青山周が内枠勢を叩いて出ていく可能性を考慮したい。⑦青山周は今節ややタイム面で不安有り、この位置でも揉まれると厳しいか。⑧永井大は、昨日の準々決勝戦では目の覚めるようなスタート一気で、鈴木圭に匹敵する強烈なタイムをマークし勝負駆けに成功したが、一気に「スタート先行力を持つ」メンバーが強化された準決勝で、昨日のようなスタート一発が決められるかどうかにやや不安が残るが・・・。

＜良走路＞
本線（３単）：２－４６－４６７８
押え（３単）：４－２－６７８


[2018.02.11]　浜松
G1スピード王決定戦・４日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①長谷晴（浜）０
◎②白次義（伊）０
▲③岩田行（伊）10
　④渡邊篤（浜）10
　⑤若井友（川）10
注⑥松尾啓（山）10
○⑦木村武（浜）10
△⑧荒尾聡（飯）10

ここも、昨日3.363まで本走タイムを上げ、初日から好調キープの②白次義が早めに抜け出して逃げる公算。スタートの不安は付き纏うが、今節のここまでを見る限りでは、特に叩かれる程不安な状況では無いように見える。これも機力の充実ぶりが成せる業か。
これを追うのは⑦木村武と見るが、③岩田行も最内枠からスタートを決めると面白そう。④渡邉篤にとっては捌きにやや不安有るだけに、③岩田行を凌ぐスタートが必要か。連勝途切れた⑧荒尾聡にとっては、スタートでカマシを決められるかどうかに懸かっており、その意味では⑦木村武の存在はやや煩わしいか。

＜良走路＞
本線（３単）：２－３７－３６７８
押え（３単）：７－２－３６８


[2018.02.11]　浜松
G1スピード王決定戦・４日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①田方秀（山）０
注②平塚雅（浜）０
○③櫻井晴（伊）０
△④伊藤信（浜）10
　⑤田中茂（飯）10
　⑥山田達（川）10
▲⑦早川清（伊）10
◎⑧金子大（浜）10

10連勝にリーチが掛かった⑧金子大。大外枠でもスタートで先行出来れば、やはり機力面での上積み、タイムポテンシャルはこのメンバー中最も大きく、3.35秒前後の本走タイム決着となれば、この選手に敵う車は無いか。但し後ろが混戦となれば、食指が動くのはやはり０ｍ勢。ここは３人並んだが、②平塚雅がトップスタート、これに③櫻井晴が乗って行く展開から早めに抜け出すと見る。
３日目はやや意外な決着となった⑦早川清も、準決勝になれば戻してくるか。④伊藤信も枠なりでスタートを決めれば、十分勝負になる機力状態にあると見たい。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３７－２３４７
押え（３単）：３－８－２４７


[2018.02.11]　浜松
G1スピード王決定戦・４日目
【12Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①吉田恵（伊）０
○②鈴木宏（浜）０
　③笠木美（浜）10
▲④三浦康（伊）10
注⑤佐々啓（山）10
　⑥池田政（川）10
△⑦浦田信（飯）10
◎⑧鈴木圭（浜）10

中心はスタート速攻決める⑧鈴木圭で仕方ないが・・・、ほぼ確実に先行するスタート速攻力に加え、昨日は3.363という驚異的なタイムで勝ち切った②鈴木宏の機力状態は十分対抗に値する。②鈴木宏が逃げて⑧鈴木圭が追う、32期鈴木対決が見られるか。
３日目の湿走路、余り乗れる印象の無かった④三浦康が３着に食い込んだ事を考えると、④三浦康の機力状態はやはり上にあると見たいが・・・。ここが割って入ると配当面でも面白そう。
あとは、今節の動きは半信半疑ながら、常に上位を目指す⑦浦田信は捨てきれない１車。また、⑤佐々啓も位置は良く・・・。

＜良走路＞
本線（３単）：８－２４－２４５７
押え（３単）：２－８－４５７


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。