グランプリに乗りたいがために・・・

とても残念なレースを見た・・・・・とても醜い

村上は嫌いではない。その理由は必死さである。
しかし、G1決勝で残念なくらい醜いプライドを捨てた村上を見た。

ファンの中で、身を削る銭で村上賭けた人もいるだろう。


村上に賭けた車券を紙くずにする
とんでもない戦法に出た村上には辟易とした。


本人がレース後に、どんなコメントを残して違うと言っても騙された。

それすら、読めなかった自分が情けない。

村上が後ろ攻めを取った瞬間に全てが判ったが既に遅し（笑）

竹内と先行争いか自分が玉砕先行でもすれば
平原には、もって来いの捲り頃
池田が３番手から平原、武田をズブに出来る訳もない。

「やられた」もうビールでも飲もう。

スタート直後の位置取りをみて冷蔵庫の缶ビールを開けた。
とんだ茶番だ（笑）

勝つことを目的としない選手が走っている競輪を買った時ほど残念な気分はない。
まるでチャレンジのロートル選手のレースを見ている様な錯覚に襲われた。

レースを見ながらつくづく自分の馬鹿さ加減と
村上のSSパンツを脱ぎたくない執念をみた。

打鐘が鳴る。

橋本のうまくもない実況を背中にテレビから離れ

「いいのか競輪・・・されど競輪・・・」
と独り呟いて２本目のビールを取りに冷蔵庫に言った。

「ゴールはもう見なくてもわかってるよ」
と独り言を繰り返した。