みなさん、こんばんは。
毎日雨だったかと思えば、急に真夏のような猛暑になり、
「対応できませんけど」
と、体がふて腐れ気味の、店長（座長）です。


土曜日から、小田原記念が開催されます。

よく静岡でご一緒させていただく香川さんが実況をされますし、
小田原バンクは、３３の中では比較的相性が良いので、
「打てる状況（特に経済笑）」
が調い、
「打てそうなレース」
が見つかりましたら、積極的に狙ってみようと思います。

実は、香川さんが実況をされてるツテで、
「小田原記念で、予想会あたり一発やらかせないものか」
と、水面下で動いてみたのですが、
記念で行われるイベントって、かなり前の段階で決まっているらしく、
直前にまったく無名の奴が動いたところでどうにもならず、
「車券を買うほうで参加してください」
とのことでした。（ブワッハッハー）

香川さんには、いつだったかのニコ生後に、
「もっと周りをよく見ないと」
「出演者それぞれに役割ってのがあるんだから」
「あなたの持ち味ってなんなの？？？」
などと、人生の先輩に対して二時間半説教しちゃった（さすが輩笑）から、
嫌われててもおかしくないのに、
そこは、結束力には定評のある（？笑）静岡ニコ生ファミリー、
色々と尽力してくださったそうです。（感謝）

実況の人ですから、イベントに関しては、何の権限も無いでしょうに。（笑）

そんな素敵な人が実況を務める小田原の想い出を。

高校卒業直後、同級生だった悪友達と、ちょっとした卒業旅行的に、小田原に行きました。
競輪が開催されているのを確認しての小田原行きでしたので、
私は最初から
「まずは小田原競輪で軽く儲けてから（ニヤリ）」
と、企んでいました。（笑）

半ば強引に悪友達を連れて競輪場に行き、何個レースかを簡単に的中させ（当時はけっこう競輪が上手かった笑）、
ニッコニコで小田原城公園をウロウロしていましたら、
生きる希望を失ってしまったかのような表情をしたホームレスのオジサンが、
「競輪場に行ってたの？？？」
と、話し掛けてきましてね。
「そう。おれっちまだ若いけど、好きなのよ、競輪」
と、答えましたら、
「そりゃあいいことだ。オレはさぁ、競輪で負けて公園暮らしになっちゃったけど、お兄ちゃんは競輪で儲けまくってくれや」
とのこと。

負けて、ホームレス生活になっても競輪を恨んでいない……むしろ愛し続けているオジサンに感動し、
「オジサン、おれっち今、競輪で儲けてきたから、少ないけどこれあげるよ」
と、二千円を渡しましたら、
「いや、そんなつもりで話し掛けたわけじゃないんだ」
なんて言うので、
「これで何か食べてもいいし、思いきって明日勝負しちゃってもいいんだから。
もしかしたら、明日でホームレス生活とおさらばできるかもよ」
と、握らせるように渡しました。

「ありがとう。お兄ちゃんありがとう。ホントにありがとう」
何度もお礼を言い、頭を下げ続けたオジサン。

今でも負けて貧乏になると、思います。

「小田原のあのオジサン、二千円を翌日の競輪で数万円にして、それを元手に事業を立ち上げ、大成功してないかしら」
と。（笑）

「『あの時小田原で二千円恵んでくれたお兄ちゃんにお礼がしたい』なんて、テレビ番組かなにかに出てこないかしら」
とも。（ブワッハッハー）

最低でも一万円ぐらいはくれるんじゃないかなぁ。（輩丸出し）笑

いわき平で、私の予想は外れたのに、
「あなたの話を参考にして、自分なりに考えて車券を買ったら当たったよ」
と、ご祝儀をくれたお父さん、

あの小田原のオジサンだったのかしら。（ニッコリ）

お礼はともかく、
たまに競輪を打ちながら、元気に生きていてほしいなぁ。

できれば、
「あの時のお兄ちゃん、競輪を語る仕事してやがるよ」
と、どこかの競輪場で私を見つけてほしい。

そうすれば、最低一万円…………グエッヘッヘー

というわけで、
小田原記念では、最低でも一万円は儲けようと思います。（エヘヘ）

では、また。