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負けた時にこそ。

2019/11/22 1:22 閲覧数(608)
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みなさん、おはようございます。

競輪祭前半戦の車券の調子はいかがでしたでしょうか。

私は、静岡競輪場で連日予想会をやらせていただきながら勝負しておりますが、
負けてる感じはしないのに、結果はまあまあ負けております。(なんでだろう)トホホ

今回は、後半戦(7レースから12レース)の予想会で、ガールズのレースを全レース打ちましたが、
改めて強く感じたのが
「児玉碧衣は、全盛期の村上義弘のような存在になった」
でした。
競輪ファンによる選手への評価は、実は負けた時にこそわかるもの。
勝った時は、大恵まれでも強かったように見えますし、自分の車券に貢献してくれたことへの感謝から、素晴らしい選手だと感じてしまいがち。
真の評価は、負けた時(人気を裏切った時)でないとわからない。

負けた時に
「あの選手が負けたならしかたない。
あの選手から車券を買ったことに後悔はない」
と、言われる選手が本当にファンに信頼されている選手で、
そういう選手で、しかも超一流の実力を持つ者しか「第一人者」にはなり得ない。

以前の村上義弘や今の児玉碧衣は、
負けても恨まれず、勝ったら車券が外れても祝福される存在と言っていいでしょう。
過去の歴史を振り返って見ても、こういう存在は、実力で頂点を極める選手が3~5年に一人程度出てくるのに対し、
10年に一人程度でしか出てこないもの。
かなり貴重な存在です。

負けた時に車券を買ったことを後悔させないというのには、必要不可欠な要素がいくつかあります。
まずは、常に全力で踏みきるレースをすること。
不利な展開になったら諦めて踏むのをやめてしまったり、勝てる仕掛けにこだわりすぎて、最後まで仕掛けずに終わったりしてしまう選手は、本当の信頼は得られません。
あとは、レースだけではなく、普段の練習(予想されるプライベートまでを含め笑)から、高い意識で競輪と向き合っていること。
人を見ることに長けている競輪ファンは、レースぶりやインタビューの受け答えなどを見れば、その選手の競輪と向き合う意識の高低は、なんとなくわかるもの。
私が児玉碧衣選手の意識の高さを確信したのが、圧倒的一番人気を背負いながら三着に沈んだレース後のインタビュー。
「あのレースで、私が3(三着)じゃダメなので」
と言ったんです。
高い意識と、しっかりと練習していることに裏打ちされた自信がなくては言えない内容です。
大門美知子の「私、失敗しないので」と同じくらいの迫力と説得力がありました。笑笑
鳥肌がたちました。

もう一つ重要なのが、
負けかたに哀愁があること。
綺麗で潔い早めの仕掛けで後ろの選手に差されたり、捲り不発濃厚な展開から僅差の二、三着まで迫ったりしての負けには、哀愁を感じます。
「ちょっと早かったかぁ、仕掛けが」
「あの展開じゃ頭までは無理だよなぁ」
といった気持ちは、哀愁にこそ繋がるものの、恨みや後悔には繋がりません。
「勝たせてあげたかった」
とさえ思わせる。
今回の決勝も、勝った梅川選手の脚力、レースセンス、根性を賞賛したい気持ちと同じくらい
「碧衣ちゃんに勝って欲しかった」
と思ってしまいました。
グランプリ権利を持っているからといって「今回はまったくやる気ないのかねぇ」
と、ファンに不信感を抱かせる走りをしちゃうような選手には、児玉碧衣選手の高い意識を見習っていただきたい。
碧衣ちゃんは、賞金ランキング一位で、楽~に持ってたかんね、グランプリ権利。

予想会や静岡競輪ニコ生では再三申し上げておりますが、
グランプリ前夜祭でお会いした、児玉碧衣選手のお母さん、
すっげぇいい人だった。
DNAとか育ちかたも良かったんだろうねぇ、碧衣ちゃんは。(ブワッハッハ~)

四日目以降は、男子のレースのみになります。
男子選手達にも、高い意識と、哀愁のある負けかたを見せてもらいたいと願うばかりです。
なにより、私の予想(車券)が当たることを一番願っていることは、言うまでもありませんが。(ブワッハッハ~)
では、また。
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