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スーパースター2017徹底展望(第2回)~SSハイライト~

2017/12/13 8:04 閲覧数(508)
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皆様、おはようございます。

「SGスーパースター王座決定戦」、その発走まで、あと2週間。少しずつ決戦に向けてのカウントダウンが始まっています。

という事で、SGスーパースター展望コラムの第2回目でございます。

「SGスーパースター2017徹底展望」・・・その第2回のテーマとしては、過去を振り返り、今年に活かせるポイントが無いかどうかを探ってみる、「SSハイライト」です。
早速、昨年同様、現行の「大晦日決戦」となった2008年の第23回大会から振り返ってみたいと思います。

(以下、出場選手欄について:★=2017出場予定選手、☆=2017不出場)


■第23回スーパースターフェスタ
 (2008年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★永井大、中村雅、高橋貢、木村武、荒尾聡、浦田信
☆池田政、内山高、森且行、浅香潤、伊藤信、筒井健、岡部聡、佐々木啓、有吉辰、田中茂

<トライアル>
初日11Rは試走29の地元の②森がトップS決めて逃げ切り。中団から追い上げた⑥永井大が2番手まで。
初日12Rは試走33ながらトップS決めた⑥有吉が逃げ切り勝ち。上がり3.354は全体1番時計。2着は追い上げた⑧池田政。
2日目11Rでは①浅香が痛恨のフライング。⑧荒尾がトップSも後退、中団から追い上げた⑤浦田が制す。2着も追い込んだ⑥中村雅。
2日目12Rは早めに抜け出した②田中茂-①岡部で決着。地元の⑧森は5周回に痛恨の自落。
3日目11Rは⑥田中茂の追い上げ決まり連勝ゴール。2番手は①高橋貢が粘り込むところ、⑦永井大が捌いて逆転。
3日目12Rは①有吉トップSも後退、代わって抜け出した④荒尾を最後逆転した③池田政が1着。

<王座決定戦>
①永井大(船)3.27
②池田政(船)3.28
③田中茂(飯)3.27
④有吉辰(飯)3.34
⑤浦田信(飯)3.31
⑥中村雅(船)3.30
⑦荒尾聡(飯)3.29
⑧岡部聡(山)3.31

当時最強勢力と称され、この優勝戦にも4名勝ち上がってきた飯塚勢に対し3名の船橋勢が挑むという、最強地区決定戦の様相を呈していたのがこの年の王座決定戦。そのホールショットを決めたのは、当時「カミソリ5枚刃スタート」との異名と共に、日本一の先行力を誇っていた④有吉。しかしこれをマークする形で2番手に付けた①永井大が早めに捌くと、試走1番時計タイの3.27の機力を以て一気に突き放し、これを追走した②池田政、⑥中村雅との船橋ワンツースリー決着。当時はまだ復興途上であった船橋勢が、劣勢を跳ね除けて見事に上位独占したこの年、船橋ファンの知人が号泣していたのを思い出す。


■第24回スーパースターフェスタ
 (2009年12月27日~31日・船橋)

<出場選手>
★永井大、中村雅、高橋貢、早川清、木村武、荒尾聡、浦田信
☆池田政、片平巧、森且行、岡部聡、佐々木啓、有吉辰、岩科鮮、田中茂、平田雅

<トライアル>
初日11Rはこの年もスタート好調の⑤有吉が先行するも、③池田政が捕える。追込鋭い⑧田中茂が2着。
初日12Rは⑦浦田が反妨による失権。トップS決めた⑥永井大の先行を③高橋貢が捕え逆転。
2日目11Rは道中抜け出した②岡部を最後に①高橋貢が逆転、連勝ゴールを決める。
2日目12Rは先行した①永井大を兄弟子⑧池田政が追走し、5周目で逆転。池田政-永井大の兄弟弟子ワンツー。
3日目11Rは⑥有吉がトップSからそのまま押し切り、上がり3.344の好時計マーク。2着も前団取り付いた①木村武。
3日目12RもトップS決めた③荒尾がそのまま押し切り。上がりは3.351。2着も中団からじわり追い込んだ⑥田中茂で飯塚ワンツー。

<王座決定戦>
①永井大(船)3.26
②田中茂(飯)3.29
③高橋貢(伊)3.28
④池田政(船)3.27
⑤荒尾聡(飯)3.31
⑥岡部聡(山)3.28
⑦平田雅(飯)3.31
⑧有吉辰(飯)3.30

地元船橋のスーパースター王座に前年V時と同じ1枠で登場、期待を一身に集めた①永井大。スタートも決まり逃げ態勢を作ろうとした矢先の1周3角で③高橋貢が内を突いて逆転、そのまま10周回押し切って優勝。永井大が追走の2着、スタートやや劣勢となっていた②田中茂が早めに巻き返して3着をキープした。


■第25回スーパースターフェスタ
 (2010年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★永井大、中村雅、高橋貢、金子大、佐藤貴、木村武、荒尾聡、浦田信
☆若井友、高橋弘、岡部聡、濱野淳、有吉辰、田中茂、東小野正、平田雅

<トライアル>
初日11RはトップSを決めた③佐藤貴と⑧東小野が抜きつ抜かれつのバトルを展開、結果⑧東小野が1着。
初日12Rは②平田、④金子大、⑥岡部の争いとなったが、一度抜け出した岡部を再逆転した②平田が快勝。
2日目11Rは①有吉が最内枠からトップSを決めて8周回押し切り勝ち。追走する②高橋弘を逆転した③平田が2着。
2日目12Rは3番手Sの①永井大が2周目に抜け出し、ゴールまで押し切り勝ち。④田中茂が追い込んで2着。
3日目11Rは地元②若井が痛恨のフライング。中団から追い込んだ⑥中村雅、⑦浦田信でワンツー。
3日目12Rは抜群のS力誇っていた④有吉に痛恨のフライング。先行していた②濱野淳を最後に捌いた⑤田中茂が1着。

<王座決定戦>
①田中茂(飯)3.28
②平田雅(飯)3.32
③中村雅(船)3.28
④永井大(船)欠車(試走落車)
⑤浦田信(飯)3.29
⑥高橋貢(伊)3.26
⑦佐藤貴(浜)3.30
⑧東小野(飯)3.35

試走開始1角で起きた衝撃。前回大会の雪辱誓う④永井大が試走落車により欠車となり、7車で行われた王座戦は、①田中茂の先行を早めに捌いた③中村雅がその後10周回押し切り、初SG制覇をこのスーパースターにて成し遂げた。追走した②平田が最後まで試走1番時計の⑥高橋貢の追撃を振り切り、穴車券の立役者となった。


■第26回スーパースターフェスタ
 (2011年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★永井大、中村雅、高橋貢、三浦康、早川清、金子大、松尾啓、荒尾聡、浦田信
☆若井友、青木治、浅香潤、伊藤信、濱野淳、有吉辰、東小野正

<トライアル>
初日11Rは中団位置から追い上げた②金子大が3.339の好時計で快勝。最後方から追い上げた⑧早川が2着。
初日12Rは先行した④濱野をマークから道中捌いた⑤中村雅が、金子の更に上を行く3.334の上がりで1着。濱野が2着に残る。
2日目11RはセンターからトップS決めた④永井大が8周回押し切り、3.332の上がりで快勝。早め2番手の③中村雅が続いた。
2日目12Rは最内枠からトップS決めた①有吉が8周回押し切り、3.339の上がりで1着。2番手Sの④荒尾がそのまま2着キープ。
3日目11Rは試走3.26をマークした③早川が道中追い上げて1着。同じく追い込んできた⑦浦田が2着まで浮上。
3日目12Rは試走1番時計(3.25)の⑥青木治が反妨。トップS決めた③荒尾が逃げ切り、続いた①永井大が2着。

<王座決定戦>
①中村雅(船)3.31
②荒尾聡(飯)3.28
③早川清(伊)3.26
④有吉辰(飯)3.29
⑤永井大(船)3.29
⑥濱野淳(山)3.30
⑦浦田信(飯)3.26
⑧金子大(浜)3.30

トライアル後、エンジン完調宣言が出ていた⑦浦田が、その言葉を実証するかのような強捌き。スタートこそ枠順の不利もあって6番手発進であったが、そこから1車1車確実に捌いて行き、早めに抜け出していた⑤永井大を8周1角で捌いて先頭、そのまま押し切った。25期勢の争いとなった2着は、最後に内に切り返した④有吉と粘る⑤永井大が並んでゴール、2着同着となった。


■第27回スーパースターフェスタ
 (2012年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★永井大、中村雅、高橋貢、金子大、木村武、松尾啓、藤岡一、荒尾聡、浦田信
☆池田政、高橋弘、角南一、有吉辰、篠原睦、田中茂、久門徹

<トライアル>
初日11Rは先に抜け出していた⑥高橋貢を再逆転した⑤金子大が1着。高橋貢が続き、上位争いをしていた③田中茂が3着。
初日12Rは⑤高橋弘が痛恨のフライング。早め先頭の⑦木村武が押し切って1着。Sでは中団キープの④永井大が追い上げて2着。
2日目11Rは終始逃げていた①荒尾聡を最後に捕えた③高橋貢が逆転で1着。荒尾が続き、後方から追い上げた⑧角南が3着。
2日目12Rは試走後に雨、湿走路。②松尾啓がフライング、⑥田中茂が自落となったレースを制したのは④金子大。⑤有吉が2着。
3日目11Rは公式発表は斑ながらタイムは良走路。道中捌いて先頭の⑦永井大が1着、同じく追い上げていた②木村武が2着。
3日目12Rは①中村雅が④有吉・⑧久門を巻き込み落車。代わって先頭の③浦田が押し切り1着、追い上げた②高橋貢が2着。

<王座決定戦>
①木村武(浜)3.26
②永井大(船)3.29
③高橋貢(伊)3.27
④金子大(浜)3.25
⑤荒尾聡(飯)3.28
⑥浦田信(飯)3.31再
⑦角南一(山)3.32
⑧藤岡一(山)3.31

試走好時計をマークした浜松両者、特に破格の3.25の④金子大が最も支持を集めるも、②永井大の試走が悪かった事もあり(それでも3.29なので、この時はどれだけレベルが高かったかっていう話)、①③④の3車で人気を分け合う形に。筆者も地元浜松両者に期待し、そこを厚めに買っていたが・・・
④金子大はスタートやや遅れ7番手発進、逆にホールショット決めたのは①木村武だが、1周3角でこれを捌き、序盤の態勢を作ったのが②永井大。特にこの年は心に期するもの有り、執念とも言えるレースぶりで内を締めレース半ばまでは先頭をキープしていたが、5周目に③高橋貢の強捌きに遭い、続いていた①木村武、④金子大の攻勢にも屈し後退。盤石の態勢であった③高橋貢、その位置を死守し優勝、これが前人未到のSG20回目の制覇。2番手に続いていた①木村武だが、7周3角で④金子大の捌きに屈する。最後詰め寄るところまでは行ったが及ばずの準V。


■第28回スーパースターフェスタ
 (2013年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★青山周、永井大、中村雅、高橋貢、金子大、木村武、松尾啓、藤岡一、荒尾聡、浦田信
☆若井友、池田政、内山高、浅香潤、伊藤信、濱野淳

<トライアル>
初日11Rは軽めの湿走路スタート。先頭が何度も入れ替わる大混戦の中、最後に制したのは⑤青山周。2着は①木村武。
初日12Rは公式発表も斑に。トップSは⑤濱野も、これを道中逆転した⑧荒尾が1着。濱野が続き、①永井大が3着。
2日目11Rは③木村武が痛恨のフライング。それでも2着に健闘。制したのはトップSから押し切った⑤永井大。
2日目12RはトップSの②濱野淳を早めに捌いた④高橋貢が1着、終始濱野を責め立てた⑤青山周だが捌ききれず3着一杯。
3日目11Rは前日の鬱憤晴らし③青山周がトップSから8周回押切り、初出場で王座戦に勝ち名乗り。好Sで続いた⑦藤岡が2着。
3日目12Rは既に無事故完走なら王座戦確定していた③濱野が痛恨の反則妨害で失権。道中捌いた⑧永井大-④浦田で決着。

<王座決定戦>
①荒尾聡(飯)3.32
②浦田信(飯)3.33
③青山周(船)3.30
④永井大(船)3.31
⑤高橋貢(伊)3.30
⑥藤岡一(山)3.33
⑦中村雅(船)3.31
⑧松尾啓(山)3.32

この年の注目は何と言ってもスーパールーキー③青山周、好枠も手伝って人気の立役者に。しかし、近年のSG優勝戦でよく見られていた「スタート決めてハイペースで後ろを千切り独走(スタート決めた何台かに序盤で絞られる)」という展開とは真逆の、稀に見る大混戦、最後の最後まで手に汗握る大興奮のレースとなった。
ホールショットを決めたのは①荒尾。枠番選択で先にこの枠を取られたため2枠を取らざるを得なかった浦田がホントは欲しかった枠。それを活かしての逃走劇・・・と思われたところ、2番手から1周3角でこれを捌いたのが③青山周。これで人気通りか・・・と思ったのも束の間、勢い余り4角で外に膨らみ、①荒尾と④永井大までこの内を突く。一気に攻め上げたかった④永井大だが、荒尾が蓋をして押さえる。さらに3周目には②浦田まで浮上し、③青山周を捕らえて3番手浮上。その青山周もすぐに浦田を再逆転、更に4周4角で④永井大と先頭の①荒尾までをも攻略し先頭浮上。続いて内から②浦田が①荒尾を攻め立て、外から④永井大も荒尾を捲り切る。残り5周のHS、これまで後方でじっくりこの様子を見ていた⑦中村雅がここで勝負と空いた内を攻め、荒尾・浦田・永井大まで纏めて捌いて2番手浮上。青山周-中村雅-永井大と、船橋ワンツースリーの態勢に。荒尾はここで力尽き、浮上していた②浦田までの4人の争いに絞り込まれる。③青山周はここから⑦中村雅の猛追を喰らい、何とか踏みとどまろうと内を締める競走となり、これもあってか、少し開いていた4車の間隔がグッと縮まる。②浦田が9周1角で④永井大の内を捕らえ3番手浮上、そして10周1角、ワンチャンスと③青山周の内を突いて⑦中村雅が逆転先頭浮上、これに食らいつき再逆転を狙おうとする③青山周が最終3角でフルスピードで捲り切ろうと試みるも4角で押さえきれず大きく膨らみ、②浦田・④永井大にまで逆転を許してしまう。結果、⑦中村雅-②浦田-④永井大で決着。


■第29回スーパースターフェスタ
 (2014年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★青山周、永井大、中村雅、高橋貢、金子大、佐藤貴、木村武、荒尾聡、浦田信
☆西原智、森且行、角南一、濱野淳、篠原睦、瀧下隼、久門徹

<トライアル>
初日11Rは序盤で抜け出した③浦田信が押し切って1着。最内からトップSの①永井大が2着に粘り、道中進出の⑧濱野淳が続く。
初日12Rは最内からトップS決めた①木村武がそのまま押し切り、速攻決めた⑤金子大との競り合いを制する。③高橋貢が3着。
2日目11Rは道中抜け出していた①荒尾聡を捌いた⑦永井大が1着。①荒尾聡が続き、後方から追い上げた⑥木村武が3着。
2日目12Rは外からトップS決めた⑦青山周を追い上げ最終周回で捌いた⑧金子大が1着。青山周に続き⑥中村雅が3着に。
3日目11Rは斑に近い湿走路、内々攻めた④佐藤貴が押し切り、⑥中村雅が2着で続く。道中追い上げた①高橋貢が3着。
3日目12Rは①久門徹が痛恨のF。斑に近い湿走路を制したのが③永井大。2着の⑧篠原睦は惜しくも次点に終わる。

<王座決定戦>
①木村武(浜)3.30
②中村雅(船)3.30
③永井大(船)3.28
④金子大(浜)3.32
⑤高橋貢(伊)3.32
⑥荒尾聡(飯)3.33
⑦浦田信(飯)3.33
⑧青山周(船)3.31

初日から2着・1着・1着のオール2連対、ダントツで予選トップ通過となった③永井大が、3枠の位置から渾身のトップスタート。1周3角で一度①木村武に逆転される場面はあったものの、2周1角には逆転し、その後は得意のハイスピード走法で後続を突き放すロング展開。3周目には、2番手①木村武、3番手②中村雅、4番手④金子大の隊列が出来上がり、各車は前を捌く形に持ち込めない状態となってしまう。大混戦となった前年とは真逆の展開、上がりタイム3.355の好時計で押し切った③永井大が2008年以来のスーパースター王座戦優勝を果たした。


■第30回スーパースターフェスタ
 (2015年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★青山周、鈴木圭、永井大、中村雅、高橋貢、木村武、金子大、佐藤貴、藤岡一、荒尾聡、浦田信
☆佐藤二、田村治、岩崎亮、濱野淳、桝崎陽

<トライアル>
初日11Rは中枠からトップS決めた④中村雅が逃げ切り、続くSの⑤藤岡一がそのまま2着。道中後方から進出の②永井大が3着。
初日12RはS争い制した③青山周がそのまま押し切り、中団から押し上げた②濱野淳が2着。同じく中団進出の④高橋貢が3着。
2日目11RはトップSの⑤青山周を道中捌いた①木村武が1着。⑤青山周が続き、好S決めて続いていた⑧金子大が3着。
2日目12Rは最内からS争い制した①中村雅が連勝ゴール。中団から進出の②鈴木圭が2着。後方から進出の⑦浦田信が3着。
3日目11RはトップSの⑤藤岡一を道中逆転の⑥浦田信が1着。⑤藤岡一が続き、やはり前団キープの②青山周が3着。
3日目12Rは勝負駆けの⑦永井大が好S、追走の④金子大(試走3.24)を最後まで押さえ切り1着。3着は最内で粘った①佐藤貴。

<王座決定戦>
①中村雅(船)3.28
②浦田信(飯)3.30
③青山周(船)3.27
④永井大(船)3.29
⑤藤岡一(山)3.30
⑥木村武(浜)3.30
⑦濱野淳(山)3.31
⑧佐藤貴(浜)3.29

試走1番時計の③青山周が、3枠の位置から渾身のトップスタート。早めに2番手に上がった④永井大が必死に追うも、影を踏ませずにハイペースで逃げ続ける。②浦田信も好Sを決めて前団に取り付いたが、この2人のハイペースに追走が精一杯。中盤になり浮上してきた①中村雅が3番手に浮上し、船橋ワン・ツー・スリー態勢が出来上がる。③青山周のペースは最後まで衰えず、これまで何度も挑戦し続けて為し得なかった念願のSG制覇を果たした。結果的に「船橋勢」としては最後のスーパースター王座となったが、最強の名に相応しい、上位3車独占となった。


■第31回スーパースターフェスタ
 (2016年12月27日~31日・川口)

<出場選手>
★青山周、鈴木圭、永井大、中村雅、高橋貢、早川清、木村武、金子大、松尾啓、藤岡一、荒尾聡、浦田信
☆新井恵、若井友、吉原恭、岩崎亮

<トライアル>
初日11Rは中枠から好S決め捌いた⑤金子大が1着、トップS決めた②新井恵が2着。道中やや揉まれた④鈴木圭が3着。
初日12RはトップS決めた②永井大がそのまま押し切り、これに続いた④荒尾聡が2着。それをマークしていた③中村雅が3着。
2日目11Rは内枠Sから抜け出した①木村武が1着。早め抜け出しの④岩崎亮が続き、続いて⑤松尾啓が3着。③中村雅が落妨。
2日目12Rは外からトップSの⑦青山周が押し切り1着。②鈴木圭が続くところ、④高橋貢が最後逆転して2着。
3日目11RはトップSの②青山周が押し切り連勝。④鈴木圭が続くところ、最後に⑦荒尾聡が逆転の2着。
3日目12Rは最内から抜け出した①高橋貢が1着、強烈なトップS決めた③早川清が2着に残し、中団キープの⑥松尾啓が3着。
4日目11Rは外枠からトップS決めた⑦荒尾聡が押し切り1着。④新井恵を道中逆転の⑥金子大が2着。
4日目12Rは混戦も早め抜け出しの⑦青山周が制して3連勝、これに③永井大が続く。Sは良かった⑧鈴木圭は最後差しての3着。

<王座決定戦>
①荒尾聡(飯)3.29
②青山周(伊)3.25
③高橋貢(伊)3.27
④金子大(浜)3.27
⑤鈴木圭(浜)3.27
⑥新井恵(伊)3.31
⑦永井大(川)3.29
⑧松尾啓(山)3.29

⑥新井恵が痛恨のフライング。2度目のスタートで②青山周がトップスタートを決め、これに⑤鈴木圭が続く。④金子大が3番手に続き、そのままレースが進行する。後ろを必死に押さえる②青山周がそのまま押し切るかに思われた10周1角で⑤鈴木圭が捌いて逆転、これを2角で捌き返そうとしたところで②青山周が落車、これに④金子大と③高橋貢が追突する形で落車してしまう。⑤鈴木圭がそのまま押し切ってSS王座戦初Vを決め、これに落車を避けて続いていた①荒尾聡、⑧松尾啓が続いての入線となった。



・・・という感じで、過去9回分に絞って纏めてみました。
ここまで振り返りながら、あぁ、この年の王座戦はそんなレースだったなぁ・・・と、記憶が鮮明に蘇ってきました。

本日はここまでと致します。
第3回以降は、12/25から連日の連載。そろそろ本番に近づいて参りますので、今回出場の選手1人1人に焦点を当てて、展望をしていきます。

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