新型コロナウイルスが世界各国に広がってしまい大変な事態となっております。前回、玉野記念の展望をした時には、まさかお客様を入れない無観客レースになるとは誰が思ったでしょう。恐ろしい「ウイルス」です。スポーツの世界でも色んな場所で競輪と同様に無観客で競技が行われていますが、何か「シラケタ」感じです。現在行われている大阪の「大相撲春場所」、見どころ一杯の場所ですが何か物足りないムードが漂います。可哀想なのは「選抜高校野球」の中止が決まった事。選手にとって一生に一度しか無い晴れの舞台だっただけに悔いが残るでしょう。別の日程で、との話でも出ていますから、是非実現していただきたいところです。そしてプロ野球やＪリーグも開幕が４月にズレ込んでしまい、さらに４月になっても状況によっては必ずしも試合が出来るとは限らない状態です。また、最近では「東京オリンピック」の開催可否の話まで出てきました。全く想像のつかない現状ですから早く終息する事を祈るばかりです。
　今回のコラムでは現在開催中の松山記念の展望を明記する予定でしたが書く事ができませんでした。申し訳ありません。２月末に発表された「無観客」は１１日までの予定でしたが更に延長され、奈良、玉野、松山の記念に続いて久留米、福井ウィナーズカップもおそらく無理な状況と考えられます。それにしても、昼間開催は場外発売も行なっていませんから売上の低迷が凄い結果となっています。最近の競輪は失礼ですが年配のお客様が主流で、ネット投票は無理な人が多く、この結果になってしまいました。これが現実かなあ？逆にナイターやミッドナイトはそれ程落ち込んではいませんけど・・・。このまま進むと６ヶ月振りに開催される予定の「高知記念」も厳しい状況かも知れません。「世界の一大事」となってしまった現実ですが、じっと待つしかないのが現状です。