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川口・普通開催準決勝展望~冬目前、ハイスピード必至の準決勝4個レース展望~

2017/11/11 9:18 閲覧数(634)
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皆様、おはようございます。
1週間のご無沙汰でした。

今週末のオートレースは、川口の普通4日間開催。今日がその3日目、9R以降では今節のベスト32が凌ぎを削る準決勝戦が行われます。

と言う事で、今日はこの準決勝戦4個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

・・・さて、この川口を主戦場としていた、個性派レーサーがまた1人、その生涯に幕を下ろしました。
他の方もコラムを書かれております通り、釜本憲司選手が、11月7日、急性肺炎のため、63年の生涯を終えられました。

正直なところ、この報せには驚きを隠せませんでした。何より、このたった1週間前まではレースに出走されていたのですから。

1986(昭和61)年、当時G2であったキューポラ杯を制している釜本憲司選手。
何と言っても、この選手の真骨頂は、湿走路での「鬼のような強さ」でした。
私がオートレースを見始めた、ちょうど20年近く前・・・湿走路と言えば、小林啓二さんを始めとして山陽勢の強さが目立っていましたが、東日本で言えばこの川口に、湿走路巧者が揃っていました。例えば、湿走路では配当が安くなるもののキッチリと連絡みを果たしていた酒井雅彦さん。当時流行っていたCMに引っ掛けて、「酒井~、安い~、仕事キッチリ」などと称して、仲間内では大きな信頼感がありました。そして、長谷川啓選手あたりも当時から相当湿走路の連絡みが多かったと記憶しています。
そんな、並み居る湿走路巧者のトップに居たのが、釜本憲司選手であったと思います。とにかく連を外さない。もともとのハンデの分も多少ありましたが、その信頼感たるや、絶大なものでした。突然の雨でもその走りは強烈の一言。それだけに、雨が今にも降りそうなレース締切直前などは、一応車券を押さえておいてみたり。

そして、バンクの外でも、その明るく愛くるしいキャラクターが印象的でした。何年前かの、たたら祭りの時でしたか。確か通算700勝を達成した時に、Tシャツを作成したという話で、ステージに上がりお話をされていたのを見ていた記憶が有ります。

その、愛すべき個性派レーサーがまた1人。オートレースの歴史とほぼ同じ道のりを歩んできた人生の大先輩。
最近では、ご病気をされ、万全でない身体をおしてのレース出走であった事と思います。それは、私の想像を絶する程辛いことであったかと想像致します。
どうか、これまで一生懸命に走られた分、安らかに・・・。
謹んで、お悔やみ申し上げます。


それではここから前予想に入ります。今日は晴天予報という事で、想定は良走路一本とします。


<ハンデmの後の印>
 △:今節よりハンデ10m軽化
 ▼:今節よりハンデ10m重化


[2017.11.11] 川口
普通開催・3日目
【9R】準決勝戦  3100m(6周)

▲①小林瑞(川)0
 ②和田健(浜)10
注③廣瀬勝(川)10△
 ④青木治(川)20
△⑤中野憲(川)20
○⑥斎藤撤(川)20
 ⑦山田達(川)20
◎⑧浦田信(飯)20

昨日、試走3.33まで機力を伸ばした①小林瑞が単騎0mと好位置を得ての逃走劇に期待するも、主力勢による3.3秒台の争いになると、逃げ切りまでは厳しいか。それでも、このハンデでは残り目を押さえておく必要は有る。
機力も然る事ながら捌きの面で一日の長が有る⑧浦田信を本命としたが、ここ2日間の勝ち切れないレースぶりからはやや不安も拭えない。逆転候補としては、この枠なら早め抜け出しが期待できる⑥斎藤撤とした。先に抜け出しさえすれば、⑧浦田信に負けない機力を持っており、スタートから注目したい。
主力勢混戦なら、③廣瀬勝の残り目も一考。⑦山田達は展開面で苦しくなりそうで、印を回せなかったが・・・。

<良走路>
本線(3単):8-16-1356
押え(2単):6-18


[2017.11.11] 川口
普通開催・3日目
【10R】準決勝戦  3100m(6周)

注①岩佐常(川)0
▲②佐藤摩(川)10△
 ③鈴木清(川)10
 ④平田雅(川)20
 ⑤高橋弘(川)20
△⑥大木光(川)20
◎⑦伊藤信(浜)20
○⑧中村雅(川)20

ここ2日間のタイム比較ではやや不安も有るが、川口で7枠と言えば⑦伊藤信、たまに見せるスタート一閃が今日は出ると見たい。これに付いて行く⑧中村雅は、本格的に動きが戻ってきた感有り、⑦伊藤信のスタートに乗っての逆転展開。
とは言え、もう1人注目をしなければならないのが、主力10m前に戻り、連日スタートから躍動している②佐藤摩。近況は試走が3.3秒台前半、本走も3.40近辺であり、この位置であればスタートで①岩佐常を叩く展開まで想定される。逃げイチの形での残り目に期待したい。
その①岩佐常も、昨日の試走・本走タイムから考えれば、主力勢混戦となった場合の残り目を狙っておきたい。

<良走路>
本線(3単):7=8-126
押え(2単):7-2、8-2


[2017.11.11] 川口
普通開催・3日目
【11R】準決勝戦  3100m(6周)

注①黒川京(川)0
 ②山際真(川)40
△③森谷隼(川)40△
 ④春本綾(山)50
 ⑤黒岩明(川)50
◎⑥森且行(川)50
○⑦池田政(川)50
▲⑧金子大(浜)50

何と言っても注目は①黒川京の逃げであるが、ネックは昨日の山田真のような押さえ役が居ない事か。追う主力勢も一気に強化され、本走で3.40を切れる機力を持つ猛者が揃う中では、現状3.45が一杯の①黒川京にとってはやや辛いところ。それでも残り目には期待したく、印は回しておく。
①黒川京が入る事で、主力勢は角度のキツい50m線に5人が並ぶ形となり、この位置であればスタート速攻が期待できる⑥森且行のレースになると見ての本命(決して昨日のコラムの流れを受けて、という事では無く・・・)。これをマークする⑦池田政との首位争い、⑧金子大にとっては、スタートで好位置をとりにくい分、自分のペースになるまでに後手を踏む展開となってしまいそう。
一角崩しは③森谷隼、SGやその前のミッドナイト辺りからスタートのキレが増しており、今節はタイムが今一つも、展開が向けば連下に十分狙える存在。

<良走路>
本線(3単):6-78-1378
押え(2単):7-68


[2017.11.11] 川口
普通開催・3日目
【12R】準決勝戦  3100m(6周)

○①平川博(川)0
 ②秋田貴(川)10
▲③山浦博(浜)10△
 ④東小野(飯)20
 ⑤五十嵐(川)20
△⑥佐藤二(川)20
注⑦若井友(川)20
◎⑧永井大(川)20

20m大外からのカマシスタートを炸裂させる⑧永井大を一応の本命としたが、単騎0mとなる①平川博のタイムが強烈で、この20m前で昨日、ロングハンデ戦ながら3.408の本走タイムを叩き出している(その前からも良走路ではコンスタントに3.42~43を出している)ところを見ると、十分逆転の目まで有りそうな雰囲気が有る。⑧永井大にとっては、⑦若井友、そして何より④東小野という同期勢の存在がやや厄介か。これらにスタート先手を取られ、苦しめられる展開になると、後ろが競っている間、この①平川博と、10mでこの並びであればほぼスタート先行が堅い③山浦博(「やまうラーメン」考案者)の2人で、そのままペースを上げてのワンツー展開まで有ると見たい。

<良走路>
本線(3単):8-13-1367
押え(2単):1-38


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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