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飯塚・普通開催2日目展望~ランチタイム勝負!と、その前に、問題提起を・・・~

2018/12/19 8:05 閲覧数(725)
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皆様、おはようございます。

12/19(水)、今日のオートレースは、飯塚(昼間)3日間開催が2日目を迎えます。

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さて、昨日の飯塚オートですが、発走合図機(大時計)の故障により、11R・12Rが手旗発走となりました。
これで、私の記憶が正しければ、今年だけで3回目となります。しかも、「今月(12月)に入って」2回目です。
これほどまでに高頻度で発走機が故障するのは、前代未聞と言っても過言ではありません。
しかも、今年に限らず、他場では殆ど故障が無く、「飯塚だけ」に集中している状況です。

それまでスタートの合図が手旗で行われていたオートレースに、発走合図機が導入されたのが、1989(平成元)年4月。以来、「時計の針が頂点に達した瞬間がスタート」というルールが定着し、勇み足禁物、100分の1秒を争うスタート勝負の醍醐味を演出してきました。以来約30年を経て、最早この発走合図機無くしては、熾烈なスタート争いの中でも公正安全を保つ事は出来ないとさえ思える状況になってきました。
特に最近思うのは、成績下位の選手を中心に淘汰され、以前に比べて実力差が詰まり、これに伴ってハンデ差も詰まった事に拠り、同ハンに並ぶ選手が増え、より「スタート争い」が、レース展開、そして車券検討において、かなり重要なファクターになっているという事です。

発走合図機が故障すると、即時に復旧するのはほぼ困難となり、その日の残りのレースは「昔ながらの」手旗による発走となります。係員が2本の旗を持ち、そのうち右手の旗を下から弧を描くようにゆっくり上まで持ち上げ(時計の針のように)、上で一度ピタッと止めた後、素早く振り下ろした「その瞬間」が発進の合図となります。
もちろん人間ですから、機械のようには動けません。係員の「旗を振り上げていく速度」「上で一度止めてから、素早く振り下ろすまでの時間」は、常に一定とは限りません。従って、そのタイミングに合わせられるかどうか、という、普段とは異なる要素が絡んで来ます。また、発走合図機が故障するという事は、それと連動しているフライングの有無を検知するセンサーも使えない事になりますので、「余程の事が無い限り」(目で見ても判断出来る程早いスタートが無い限り)、フライングを取られる事は有りません。通常ならばコンマ01、02の勇み足でフライングを取られるような場面でも、さすがにこの差を目視で瞬時に判断は出来ず、そのままスルーされる事になります。この時点で、公正安全な状況とは言えない事になります。

また、「余程の事が無い限り」と示しましたが、実際にフライングを取られる事もしばしば見られます。その大きな要因は、前述した「旗の動き」です。即ち、正規の発進タイミングは、旗を上で一度ピタッと止めた後、素早く振り下ろした「その瞬間」なのですが、発走合図機の発進タイミング(時計の針が頂点に達した瞬間)への慣れからか、旗を上で一度ピタッと止めた「その瞬間」に発進してしまうという間違いにより、フライングを取られるケースです。これはさすがに目で見て判断できるレベルに早いスタートとなりますので、フライングを取られてしまいます(実際にこのケースで取られた選手有り)。
選手にしてみれば、その「普段とは異なる状況」にまで気を配らなければならないわけで、やりにくいはずです。当然スタートすべきが「旗が振り下ろされた瞬間」である事は事前に認識していても、いざスタート直前となると、普段のレースモードに頭が切り替わってしまうのでしょう・・・それでフライングを取られてしまうのは、勿体ないという思いにもなるはずです。もちろん車券を買っている側も「タイミング間違えるなよ~」とつい思ってしまうのですが、そもそもそのような状況が作られている事が異常なのです。

以上を鑑みると、やはり不確定要素が多すぎて、車券購買意欲が削がれてしまうという点は否めません。前述のように、「スタート争い」が、レース展開、そして車券検討において、かなり重要なファクターになっているという昨今のオートレースにおいては、特にこの不確定要素が車券予想に及ぼす影響が大きく、とても「展開を予想して買い目を決める」という作業が出来なくなってしまうと思われます。

そのような状況に、既に今年だけで3回陥ってしまっている飯塚オートの発走合図機。なぜ飯塚にだけ集中しているのか等、早急にその原因分析や再発防止を求めたいところでありますが・・・どうもそのような動きが見えてこないのが気掛かりです。
とにかく、こういった事を1つ取っても、せっかく掴んだ客を離してしまうという事にも繋がりかねず、このコラムを通じて、早急の対応をお願いしたく、今日は前段で訴えさせて頂いた次第です。

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さて、前置きが少々長くなってしまいましたが、ここからは通常の内容に戻ります。

平日版は、「私自身も時間的に購入可能なレース」(昼間開催=5R、ナイター/ミッドナイト開催=最終R)を1つだけピックアップしての前予想。
という事で、今日は「飯塚5R」の前予想で、皆様のご機嫌を伺います。

では、今日もまずは振り返りから参ります。

---昨日の振り返り---

(印は良走路想定)

[2018.12.18] 飯塚
普通開催・初日
【5R】予選  3100m(6周)

1着 △⑦影山伸(川)50
2着 ◎⑧久門徹(飯)50
3着  ②井上秀(飯)10

4着 ○⑥井村淳(飯)40
5着 注③岡本信(山)20
落妨 ▲④木村直(浜)30

3単:⑦⑧②  4,920円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
天候、試走時はギリギリ持っていたようですが、本走タイムからして、発走時点は雨が来ていたようです。天気予報からは、雨までは読み切れず、これでは仕方ありません。

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さて、ここからは今日の前予想となります。
筑豊・飯塚地方の天候は一応晴れの予報、今日こそは雨の心配は無いと見て、想定は「良走路」一本とします。


<ハンデmの後の印>
 △:今節よりハンデ10m軽化
 ▼:今節よりハンデ10m重化


[2018.12.19] 飯塚
普通開催・2日目
【5R】準決勝戦  3100m(6周)

▲①大久保(飯)0
○②占部健(飯)10
 ③重富英(山)20
 ④関口隆(浜)20
△⑤内山雄(飯)30
注⑥森本優(飯)30
 ⑦影山伸(川)40
◎⑧田中茂(飯)40

普通3日間開催の2日目という事で、いわゆる「8バトル」の準決勝戦、1着のみ優出の狭き門となる。
まずは発走合図機がキチンと直っている事を祈りつつ・・・普段のタイムレベル、捌きの腕を考慮し、⑧田中茂の追い込み展開を主軸とする。但し、昨日不安定走路ながら、本走タイム3.432で逃げ粘っている①大久保のペース駆けも気になるところで、更に言えば、これをマークする②占部健も良走路では近況好タイムを残しており、1車捌くだけの状況から早めに抜け出せると、ペースを掴んで引っ張る可能性が生まれる。こうなると、真ん中のハンデの選手はやや苦しくなるか、30m両者を連下に一考とするが・・・。

<良走路>
本線(3単):8-12-1256
押え(3単):2-8-156


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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