服部佳代子のreport☆roomへ
ようこそ‼

今回は　第７３回　高松宮記念杯競輪を制した
古性優作選手のお人柄が感じられた
表彰式、閉会式での出来事をご紹介しようと思います

私は今年も式典の司会を担当させていただいていました

レース終了後
バンク内で行われた表彰式、閉会式
終了間近に
メディア向けの写真撮影に入った時のことです


私の手元にある式典台本には
古性選手が高松宮記念杯を持っての記念撮影が始まり
すこし経った頃に
「古性選手　ガッツポーズをお願いします」のコメントを
私がアナウンスすることになっていました

高松宮記念杯を丁寧に両手で持っている古性選手を目にして
式典関係者でコメントを入れるかどうかを協議しましたが
アナウンスすることになりました

アナウンス後
古性選手は右手を高松宮記念杯から一瞬離したすきに
ガッツポーズをしてすぐに両手でまた丁寧に持ち直し
こちらを向いて　首を横にふり
ガッツポーズはこれ以上　無理です！を
わざわざお知らせいただきました


またその際にスタンドで観戦されていたファンの皆さんから
「僕たちも近くで写真を撮る機会はありますか？！」と
古性選手に声がかかっていました


その後　メディア向けの写真撮影を終了し
そのまま表彰式、閉会式終了のアナウンスに続いて
古性選手の退場をコメントをした瞬間でした

本来ならレーサーに乗って敢闘門に進む段取りでしたが
古性選手はスタンドにいらっしゃるお客様の方へ
突然　走っていきました

チャンピオンジャージを脱いでプレゼントしたり
フェンスのギリギリまで近づいてガッツポーズをして
ファンの皆さんの写真撮影タイムを自ら作る等して
応援してくださるファンの皆さんへ感謝の思いを伝えているようでした


ファンの皆さんの思いをしっかり古性選手が受け取って
その思いに応えようとする古性選手の姿や

式典の台本にあった私のアナウンスにも
ファンサービスと捉えて可能な限り応えてくださり
その上で　状況をわざわざ私に伝えてくださる
丁寧で繊細、律儀なお人柄

古性選手の走りのすごさに加えて
改めてお人柄の素晴らしさも感じられた大会でした

皆さんは　どうお感じになりましたか？！



私は　ますます応援したくなりました(^^)/