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新ルール最初の感想
2019/05/31 19:30 閲覧数(2936)
みなさんこんにちは。
ヤマコウです。
今日(5月31日を初日とする開催から)から新ルールが始まりました。
FⅠでは函館と小松島で新ルールが適用されています。
私も、初日なのでいつもより興味深く見ました。
今書いているのが17時頃なので、小松島FⅠしか見ていませんが、感じたことを書きたいと思います。
前半戦のレース(A級)は、どの選手も手探りでレースを進めて、後半になるにつれ、選手もそれに応じた走りになって行きました。
ただ、誘導タイムが上がって、バンクがウエットの状態だったこともあり(中盤戦)、誘導選手が滑って落車するというアクシデントがありました。
誘導員を守る側面がある新ルールが、かえって誘導員を危険な目に合わすのは矛盾しています。
ここは改善すべきだと思います。
そして、おおまかな流れは初手の中団が非常に有利にレースを進められるということでした。
枠の重要性が増して、外枠の選手は事故点が付くよりは前受けからレースを組み立てる姿が目に付きました。
最終11Rで例えてみましょう。
それでも坂本は前受けを選択しました。
これは無駄に事故点を付けたくないという思いと、後ろから押さえてレースを組み立て脚力を消耗するより、前を取って混戦待ちのまくりを狙ったのでしょう(初日特選だったこともある)。
しかし、「切って切ってドカン!」
が主流の競輪で、坂本の戦法を照らし合わせると「運任せ」は否定できません。
運も競輪の要素の一つではありますが、自分で運を掴みにいくのも競輪です。
前が坂本先頭の北日本勢、その後ろに根田率いる南関勢、柴崎先頭の中部勢、単騎の諸橋が続いて、後方から取鳥が動きます。
その動きに合わせて、柴崎が動きます。
取鳥を出させて3、4番手を取る計算だったのでしょう。
打鐘前に取鳥が先頭に立って、根田がかまして先行。
そこに諸橋が続きました。
柴崎は取鳥が先行すると考えていたのでしょう。
そこは誤算でしたが、6番手2角からまくって柴崎が快勝。
幸先のいいスタートを切りました。
4番手を取った取鳥はかぶって敗退。
全てのレースが当てはまるわけではないですが、ここから見えてくる図式は、脚を使った取鳥が好位を取りながら敗退したのに対し、柴崎は誘導員を使えたことによって脚力ロスを最低限で済ますことができたことが大きかったように見えます。
当然、脚力差もあったでしょうが…。
前を取った坂本は、その時点でアウトです。
内枠で、初手に中団をとれる積極的な自力選手が先行して、
内枠をもらいながら消極的な自力選手は、まくり狙いで脚力を消耗し敗退するケースが目立ちました。
外枠の選手は、坂本のように事故点付くよりは、観念?して前受けを選択するように感じました。
これを参考にして、新ルールの競輪を見るといろいろ見えてくると思います。
ヤマコウです。
今日(5月31日を初日とする開催から)から新ルールが始まりました。
FⅠでは函館と小松島で新ルールが適用されています。
私も、初日なのでいつもより興味深く見ました。
今書いているのが17時頃なので、小松島FⅠしか見ていませんが、感じたことを書きたいと思います。
前半戦のレース(A級)は、どの選手も手探りでレースを進めて、後半になるにつれ、選手もそれに応じた走りになって行きました。
ただ、誘導タイムが上がって、バンクがウエットの状態だったこともあり(中盤戦)、誘導選手が滑って落車するというアクシデントがありました。
誘導員を守る側面がある新ルールが、かえって誘導員を危険な目に合わすのは矛盾しています。
ここは改善すべきだと思います。
そして、おおまかな流れは初手の中団が非常に有利にレースを進められるということでした。
枠の重要性が増して、外枠の選手は事故点が付くよりは前受けからレースを組み立てる姿が目に付きました。
最終11Rで例えてみましょう。
- 根田空史(千葉)、④坂本貴志(青森)、⑦柴崎淳(三重)、⑧取鳥雄吾(岡山)の4分線プラス③諸橋愛(新潟)のメンバー構成でした。
それでも坂本は前受けを選択しました。
これは無駄に事故点を付けたくないという思いと、後ろから押さえてレースを組み立て脚力を消耗するより、前を取って混戦待ちのまくりを狙ったのでしょう(初日特選だったこともある)。
しかし、「切って切ってドカン!」
が主流の競輪で、坂本の戦法を照らし合わせると「運任せ」は否定できません。
運も競輪の要素の一つではありますが、自分で運を掴みにいくのも競輪です。
前が坂本先頭の北日本勢、その後ろに根田率いる南関勢、柴崎先頭の中部勢、単騎の諸橋が続いて、後方から取鳥が動きます。
その動きに合わせて、柴崎が動きます。
取鳥を出させて3、4番手を取る計算だったのでしょう。
打鐘前に取鳥が先頭に立って、根田がかまして先行。
そこに諸橋が続きました。
柴崎は取鳥が先行すると考えていたのでしょう。
そこは誤算でしたが、6番手2角からまくって柴崎が快勝。
幸先のいいスタートを切りました。
4番手を取った取鳥はかぶって敗退。
全てのレースが当てはまるわけではないですが、ここから見えてくる図式は、脚を使った取鳥が好位を取りながら敗退したのに対し、柴崎は誘導員を使えたことによって脚力ロスを最低限で済ますことができたことが大きかったように見えます。
当然、脚力差もあったでしょうが…。
前を取った坂本は、その時点でアウトです。
内枠で、初手に中団をとれる積極的な自力選手が先行して、
内枠をもらいながら消極的な自力選手は、まくり狙いで脚力を消耗し敗退するケースが目立ちました。
外枠の選手は、坂本のように事故点付くよりは、観念?して前受けを選択するように感じました。
これを参考にして、新ルールの競輪を見るといろいろ見えてくると思います。
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