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浜松・普通開催優勝戦展望~好調車揃い難解な一戦、春の到来をVで飾るのは?~

2018/03/04 7:26 閲覧数(371)
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皆様、おはようございます。

浜松と飯塚の2場開催で行われている今週末のオートレース。このうち、3日間のショートシリーズで行われている浜松は、今日が早くも開催最終日。最終12Rでは、昨日の準決勝戦8バトルを制した8人による優勝戦が行われます。
という事で今日は、この優勝戦の展望コラムにて、皆様のご機嫌を伺います。

・・・さて、今節の優勝戦を語る前に、まず取り上げておきたいのが、今節もV候補筆頭と目されていた鈴木圭が、昨日の準決勝12Rで3着に敗れ、優出を逸した事です。
試走タイムは3.25、1周のスピードでは全く申し分無かったはずです。しかし、レースになるとその勢いは影を潜め、正直なところ、傍から見る限り、「どういう事?」と理解に苦しむ程の動きでした。

何せ、スタートはいつものようにバッチリ決まっています。同ハン内枠勢を後方に追い遣るスタートはいつもの事。1周バックでは、もはや確勝とも言える4番手の位置。それなのに、そこからが伸びません。1周4角、前を行くのは試走3.42の米里信。切り返しの態勢に入れれば一発で捌けるくらいの機力差、のはずが、内に入れず外に張り付く形に。その後は、外からでも伸びを欠き、内に向けたら向けたで車速がグンと落ち、そのうちに「先行を許された」森谷隼、中村友の両者に逆転される展開。何とか3着で車券には絡んだものの、ファンの多くにしてみれば「それがどうした」という感想しか持たれなかったのでは、とさえ思える状況です。

ネットから拾える限り、初日の2着敗退は「新品クランクが合わなかった」という事であり、結果、別の新品クランクに交換したようですが、考えられる敗因は、「その新品クランクが更に合わなかった」のか、「花粉症がちょっと堪えて走っている間もムズ痒かった」とか(鈴木圭が花粉症持ちなのかは分かりませんが)、その程度ぐらいしか思いつきません。日中、気温と走路温度がかなり上がっていた浜松でしたが、後半レースでは曇り始め、タイムもかなり出ていたため、むしろそれは鈴木圭向きの走路と言っても良かったと思います。

勿論、何かしらの敗因はあったのだと思うのですが、この2日目の敗因について、コメント等の情報を得られていないため、全く解せない状態のままであり・・・これでは、最終日(5Rのランチアタック選抜戦に出走)に関しては、正直まともにお金は張れません。3度目の正直でアッサリ勝ってしまっても不思議ではありませんが、昨日の事を思えば、惨敗したって不思議ではありません。オッズは多少「半信半疑票」が入り込んで、「鈴木圭にしてはおいしいオッズ」が出来上がるのかもしれませんが、だからと言ってそこに突っ込める自信も有りません。

とにかく今は、何があったのか、その理由を知りたい、その一心です。

という事で、それはとりあえず置いておきまして、優勝戦の展望へと参りましょう。

1着条件の厳しい関門を突破してきた今節のベスト8。0-10mのハンデ戦となりますが、その0m勢は、このハンデ位置では決して見限れない、「主力10m前が得意な両者」。その後ろにズラリ居並ぶ主力最重ハン勢も、内からスタート巧者が揃い、序盤の展開を含めて非常に難解な一戦と言えます。

それを踏まえて、それでも何とか勝利に結びつけるべく、気合いを入れて前予想してみたいと思います。

優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式となります。
今日も終日晴天の予報が出ている遠州・浜松地方。走路想定も昨日同様、良走路一本とします。



①鈴木 宏和 (浜松) ハンデ 0

 準決勝では、注文通りの弾丸スタート。同ハンを競り落としたばかりか、10m前がスタートにやや課題有る西川頼と宍戸幸なら、そこまで一気に・・・の期待通りのスタート速攻を決め、早々とアタマに立っての逃走劇でした。
 この優勝戦では最も展開のカギを握る1車です。この枠であればスタート先行はほぼ揺るぎなく、その後「どの程度のペースで」逃げられるかどうかで、このレースの展開が変わって行きます。前節(浜松G1スピード王)レベルのタイム(3.36~37)まで出てしまった時には誰も届かないでしょうが、今節に関してはそこまでの一変は考え難く、3.40前後を争う感じでしょうか。となれば、逃げ切りまでは厳しくとも、残り目は十分考えたいところです。


②岩沼 靖郎 (伊勢崎) ハンデ 0

 基本的に、主力10m前の位置では脅威となる1車ですが、今日に関しては強力なスタート速攻を放つ①鈴木宏が相手。ペースはおそらく同等レベルかやや見劣りする印象で、これを捌くに至るまでは無いかなと思います。あとはそのまま粘れるかどうか、ですが・・・。


③森谷 隼人 (川口) ハンデ 10

 昨日は鈴木圭を道中捌いての1着、その結果を見れば金星級ですが、前述の通り鈴木圭の敗因が不明であり、「あの鈴木圭を倒した」という表現がどこまで適切かが読めません。試走タイムから本走に至るまで非常に優秀ですが、前が引っ張りの強い①鈴木宏、②岩沼靖となって、これをあっさり逆転出来るかどうか、というところです。とは言え、ハンデ位置は悪くなく、速攻を決めて早めに抜け出せれば、車券圏内も考えられるところで、注意は必要かと思います。


④佐藤 裕二 (川口) ハンデ 10

 持ち味のスタート速攻を決めた準決勝でしたが、最終周回で逃げる鈴木一をギリギリ捌いての1着。この優出メンバーに入ってしまうと、道中の追い脚にやや見劣りする部分があるのは否めません。スタートに関しても周りが早く、巧く序盤の位置を取れるかどうか、という点にもやや疑問符が付きます。


⑤佐藤 貴也 (浜松) ハンデ 10

 準決勝では、目の覚めるようなスタート一閃。同ハン内枠勢も浅田真、西原智と見劣りしないスタート巧者ですが、これらをスタート一気で捻じ伏せると、10m前の2車も速攻で潰して進出。逃げ粘る和田健を最終周回で捌き切っての1着となりました。
 この優勝戦もスタート巧者は揃っていますが、反応速度も含めて、今日もスタートから強心臓ぶりを発揮しそうです。あくまでトップスタート条件とはなりますが、展開が向けばペースも上がりそうで、一気の抜け出しも十分と見ています。


⑥早川 清太郎 (伊勢崎) ハンデ 10

 外枠からのカマシスタートがバッチリ決まった準決勝、10m前の山浦博まで叩く勢いが有りました。
 ただ、機力そのものはそこまで圧倒的とは言い難く、(勿論今日の試走タイム次第ではありますが)この優勝戦のメンバーに入ると、展開面も含めてやや厳しくなる可能性が有ります。今日に関しては、まずは枠なりスタートが条件での連下狙いとなります。


⑦木村 武之 (浜松) ハンデ 10

 何とか優出は果たしたものの、タイム的にはやや一息のイメージは拭えません。前節の伊勢崎G2レジェンドカップでも、人気を集めた準決勝で届かず3着に敗れ、得意走路での優出を逸してしまいました。この日も走路温度はやや高め、完全な冬場のスピード走路という感じではなくなってきただけに、その走路への対応という意味ではやや不安が残る印象です。


⑧金子 大輔 (浜松) ハンデ 10

 昨日の準決勝の勝ちタイムは群を抜いており、機力状態が高位安定している事が伺えます。それでも今日はスタート巧者居並ぶ最重ハン勢の大外とあって、追い込み展開となりそうな雰囲気。そこから抜き上げていく腕は一流ですが、主力内枠勢に先に抜け出されてしまうと、展開面で届かずのパターンもあるかもしれません。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2018.03.04] 浜松
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)

▲①鈴木宏(浜)0
 ②岩沼靖(伊)0
注③森谷隼(川)10
 ④佐藤二(川)10
◎⑤佐藤貴(浜)10
△⑥早川清(伊)10
 ⑦木村武(浜)10
○⑧金子大(浜)10

0mは①鈴木宏のスタートから。主力10mは⑤佐藤貴の速攻に期待したい。この中では機力最上位の⑧金子大との争いと見る。

<良走路>
本線(3単):5-18-1368
押え(3単):8-5-136


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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