新山響平-新田祐大が押さえ、松浦悠士が乗り、一瞬併走(でもないか)の脇本雄太など気にせず古性優作-稲川翔-東口善朋が中団、浅井康太がそこを追い、脇本-山田久徳は八九番手から。新田が新山との車間を切っている一瞬の隙をつき松浦から捲った。即反応の古性も仕掛けて捲り合戦。松浦もがんばったが古性の加速が優り、ゴールは稲川-東口とつづき唯一の三人ラインでワンツースリー決着となった。
常に仕掛ける気構えを崩さない松浦も、中団以内をとって捲るのが勝ちバターンの古性も、淡々と、冷静に、自分のやるべきことをやった。どちらもさすがだなぁと感心する。
八九番手になった脇本-山田を――しかも無理筋の裏目を――買っていた私に何をほざく資格もないのだが、レースが終わってすこし悔やんだ。盟友脇本と別線での闘い。後ろは昨日につづき大阪-大阪の稲川だ。そして東口まで固めてくれる。ああ、古性の決意とやる気を私は甘く見てしまったようだ、と。
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