思い起こせば世の中の技術の進化に合わせて
競輪もオートレースも変わりました。

私が競輪を始めたころは電話投票など考えられない時代。
電話投票会員の募集を見た時はすごいなぁ・・と感心し
テレホンカードを手に公衆電話から車券を買うスタイル。

電話番号も操作も、いつの間にか脳にインプットされておりました。
１レースから４レースまでは2枠複のみ。
５レースからは２枠単も発売なんて時もありました。

今の簡単ネット投票・スマホ投票なんてあの時代からすれば
別世界です。便利になりましたねー
ファンがこうやってコラムを書けるなんて夢のようですね！

オートレースで言えば６枠制・手旗スタート・トライアンフ・・
さすがにダートの時代は知りませんが（笑）

そんな古き時代・・極寒の冬。

小倉競輪祭の決勝で九州人が体感したことのないような寒さの中、
レース中に雹（ヒョウ）が降り出し、視界がゼロに近いような中で
レースが行われました。

氷の塊が降ってきたのを見たのはこの時が初めてで、しかも
そんな中でレース・・・今考えたらそんな中で
よく発走できたな！！と。
現在なら発走を遅らせるとかの措置になったでしょう。

鬼脚・井上茂徳選手、岐阜の極真・松本聖志選手
江戸鷹・山口健治選手らが激走したことを覚えています。

このヒョウのせいで打鐘過ぎに誘導員（確か野田正選手）は落車し、
ゴールも何が入ったのか、誰が優勝したのかうっすら見えるか
見えないか・・・そんな状況でした。

優勝はヤマケンだったと記憶しています。
冬といえばそのレースを想い出します。

何が言いたいかと言いますと、、、、

「オレも若かったなぁ・・・・ムチャしたなぁ・・」でございます。