昔は絶対に地乗り(選手紹介)を確認してから車券を買ったものだが、今やその行為は軽んじられ(もちろん莫迦を言うなとお叱り覚悟です)、ごく稀にコメントと逆の並びがあったりしても、なかなかオッズが変動しなかったりする(それを「宝物」を見つけたみたいに慌てて買ってやられた経験も一度や二度ではない)。
選手紹介を知らせるサーヴィスは各競輪場まちまちで、丁寧な場所もあればやや粗雑な場所もある。もちろん紹介のVTRを己の肉眼で確認するのが一番なのだが、そうもいかない場合、テレビ画面の下方部に表示された「並び」に頼ることになる。
先日防府競輪場の一般戦で3人ラインがひとつ、あとの6人が全員単騎というのがあったが、画面にはその競走の選手紹介を正確に写し取ったように綿密で、合点のゆく「並び」が示されていた。こういうのを見せられると、防府のテレビ中継、情報発信に信頼の情が湧く。
この業界、車券を買っているお客さんの「痒い所に手が届く」センスが肝要なのだ、と自戒を籠めて痛感する。
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