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玉野記念

2019/03/02 18:48 閲覧数(1337)
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みなさんこんにちは。
ヤマコウです。

今回は市田佳寿浩(76期・福井・引退)も一緒です。
奈良記念も一緒でしたが、みなさんが思う通り真面目です。
先日も取材している風景を見ましたが、自分が何者かを話してから取材に入ります。
「市田君、みんな(選手)知ってるって!」
と思いながら隣に立っていますが…。

さて、玉野競輪開設68周年記念瀬戸の王子杯争奪戦も決勝メンバーが出そろいました。
目を引くのが、松浦悠士(98期・広島)の出来の良さと、太田竜馬(109期・徳島)が精神的に強くなったなぁということ。

太田の話をしますと、初日に落車して擦過傷もある中で、2日目以降強気なレースができているのが精神的に強くなった証拠です。
2日目は12Rでメインを任されました。
その中でしっかり臆することなく主導権を取って2着。
落車明けで重たそうに感じましたが、立派なレースだったと思います。

対して松浦。
別府全日本選抜競輪の決勝に乗ってもおごることなく競輪を探求しているように見えます。
2次予選11R、前を取ったのは坂本貴志(94期・青森)でした。
中団に松浦、後方から井上昌己(86期・長崎)が押さえる形になります。
この隊形では松浦は苦しいかも…と思いました。
昌己はまくる位置が欲しいので、早めにレースを動かせてくるでしょう。
すると松浦が昌己を叩くのは必然的に早くなってしまう。
そこを貴史に叩かれると、早掛けはないので昌己のかましがあるかもしれない。
最終ホーム7番手もあり得ると思いました。

ふたを開けると、昌己がかましにいって被りますが、内に入って齊藤竜也(73期・神奈川)をさばいて番手を奪取。
そのまま4角勝負でライン決着となりました。
出来の良さとレース勘が冴えています。
そのあたりも本人に聞いてみると「レースは良く見えている」と言います。
「井上さんが仕掛ける前にいけるのが最善でしたけど…」
と付け加えました。
その話を聞いて「見ているステージが高いな」と思いました。
確かに、準決勝の走りはGⅢで通用しても、GⅠとなると苦しいかもしれない。
そつがないメンバーがそろいますから、王道は昌己より先まくりです。
そのあたりをしっかり分かっているのが高見(タイトル)を見ている証左だと思います。

決勝ですが、その松浦と太田が自力型です。
芦澤辰弘(95期・茨城)にラインの目標がなく競りに行くのか縦脚勝負にでるのか難しいところですが、事故点の状況を考えると縦脚で勝負するのかな…と思います。

勝負は初手。
松浦としては前を取りたいでしょう。
そこから踏み合って好位を狙いたいところ。

太田も前受けからかましが理想でしょう。
押さえ先行だと、阿竹智史(90期・徳島)が芦澤に狙われるかもしれない。
しかしそれだとかましきれないリスクもある。
そこをどう考えるかが勝負の分かれ目です。
 
私は太田のかましが決まって阿竹の優勝と見ますが…。
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