皆様、おはようございます。

おかげさまで、本日、41回目の誕生日を迎える事が出来ました。41歳の春だから・・・という事で、元祖天才バカボンのパパと同い年になったわけですね。感慨深いものがございます。

5/16(水)、今日のオートレースは、川口（昼開催）が３日目を迎えます。

さて、今日は、いつものルーティーン（前日振り返り＋今日の前予想）の前に、この話題に触れておく必要があるでしょう。
昨日最終日を迎えていた飯塚ミッドナイトオート、その優勝戦における不成立（全返還）についてです。

私も、昨日このレース映像がオフィシャルにアップされてからというもの、何が起こったのかを出来る限りこの目で確認したいと思い、何度もレース映像を見直してみました。勿論、一切関係者ではございません（ただの一般のオートレースファン）ので、映像に映っていない部分で何が起こっていたのかは分からず、推測に基づく見解にはなってしまいますが、ちょっとコメントしてみたいと思います。

この不成立の直接の原因は「周回通告員による周回誤表示のため」となっており、具体的には「残り１周で青旗が振られず、ゴール線で青旗が振られた事」であると考えられます。
・・・これだけを見てしまうと、「何やってんだよ周回通告員、ボーッとしてんじゃねぇよ！」・・・って事になってしまうのですが、おそらくそこに至った理由がいくつかあるようで、少なくとも周回通告員単独のミスという事では無いように思われます。

まず、リプレイを見てみると、周回通告板（電光掲示板）が残り「２」周から「１」周に変わるタイミングが、明らかに通常よりも遅くなっています。通常であれば、選手の集団が残り２周のゴール線を通過し終わって、１コーナーにかかるところでは、もう残り「１」周に変わります。周回通告員はそれを確認の上、青旗を用意し、その次に選手がゴール線を通過する際に青旗を振ります。ところが、昨日の優勝戦で、残り「２」周から「１」周に変わったのは、選手が１コーナー、２コーナー、バック線・・・と通過して、３コーナーに入ったところ。この辺りで、レース映像右下のワイプの部分に、どうしていいか分からず何度もキョロキョロしている周回通告員の姿が見て取れます。それでも、そこから３～４コーナーを通過する間の時間は確保されてはいたのですが、周回通告員は結局、動かなかったのか「動けなかった」のか、上との連絡・指示が滞ってしまったのか、動きが止まったまま・・・この間に選手達が４コーナーを立ち上がって、残り１周のゴール線、本来であれば「青旗が振られていなければならなかった」ところ、何も無いまま通過してしまいました。おそらくこれで１周分ずれてしまい、選手が最終周回４コーナーを立ち上がってゴール線を通過する時に振られていたのは、チェッカーではなく青旗でした。

つまり、残り１周で青旗が振られなかった一因として、周回通告板（電光掲示板）が残り「２」周から「１」周に変わるタイミングが通常より遅かった、という事が挙げられるのですが、この理由としては、（これはレース映像に映っていないのであくまで推測ですが）水崎選手が（車体に不良が発生し）大きく遅れての追走となってしまった事があるようです。当然、大きく遅れていても水崎選手が周回通告板を通過するまでは表示を変える事が出来ず、これを待っていた事で、表示が変わるタイミングがどんどん遅れていったようで、これが周回通告の混乱を招く結果になったと考えられます。

もちろん、本件は見過ごしてはならない重大な問題です。特に、６周回レースが行われ、見た目には成立していたわけですから、その的中車券を持っていた人達にとってみれば、当然「せっかく的中していたのに・・・！」という話になり、「やってられるか！」というのが正直な思いでしょう。当然です。当たっていたのに見返りを得られないのですから。しかも、「当たった！」→「あれ？なかなか確定しない・・・」→「審判長の不成立アナウンス」という展開なのですから、その失意の程は想像に難くありません。この件がキッカケとなり、「二度とやるか！」という思いになってしまった方もいらっしゃるのではないか、と思います。何とかして売上を確保していかなければならない業界にとって、これ以上の痛手は無い筈です。

ただ、だからこそ、一過性の事象として例えばお詫びの文言を出して終わり、というようにしてしまうのではなく、なぜこのような事が起きたのか、正しく原因を分析し、一刻も早く再発防止策を講じる事が必要になると考えています。上記で示した通り、この件は、「誰か１人の単純なミス」ではなく、様々な事象が重なって起きた事であると考えられます。それを様々な角度から、「なぜそれが起きたのか」という原因分析を繰り返し、それをもとにして、「では今後起きないようにするためにはどうしたら良いか」という対策を講じる必要が有ります。
パッと思いつくところでは、例えば「半周以上の遅れが出た場合には強制的に停止扱いとする」という方向性とか、「周回のカウント方法の精度を上げる（人為的ミスを無くすために、例えば青旗の提示を止め、周回通告のシステムに絞るというのもアリかもしれません）」という方向性とか・・・いろいろやり方はあると思います。勿論、その中には実現性の違いとかもあるでしょうが、その検討は次の段階。まずはとにかく、様々な観点から対策を挙げるよう、深い議論が必要になるはずです。

とにかく、今回の重大性を受け止め、今後、二度と起こらないようにして頂きたいと切に願うばかりです。

---------------------

さて、ここからは通常の内容に戻ります。

昨日に引き続き今日も「川口５Ｒ」の方の前予想で、皆様のご機嫌を伺います。

では、今日もまずは振り返りから参ります。

---昨日の振り返り---

（印は良走路想定）

[2018.05.15]　川口
普通開催・２日目
【５Ｒ】準々決勝戦　　3100m（６周）

１着　◎②石川岳（伊）10
２着　　④田邊誠（川）20
３着　△⑧松尾啓（山）30

４着　▲①坊田寿（山）０
５着　○⑤中山光（川）20
８着　注③山本道（山）10

３単：②④⑧　 12,230円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
展開的には非常に惜しいレースとなりました。終盤、一瞬「②①⑧」になりかけた時が有り、これでもオッズは万車券でしたので、かなりテンションは上がったのですが・・・結果としては、２着のチョイスを誤る結果となりました。それでも、本命の②石川岳がキッチリ１着、追い込みでも連下一杯と見ていた⑧松尾啓がその通り３着と、穴狙いとしての方向性は間違っていないかな、という印象です。それだけにあと一歩、20ｍ勢の選択だけ。取りたかったレースでした。

--------------------

さて、ここからは今日の前予想となります。
関東地方は今日も晴天予報。気温の上昇も予想され、走路想定は文句無しの「良走路」、またそれなりの熱走路を想定します。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今節よりハンデ10ｍ重化


[2018.05.16]　川口
普通開催・３日目
【５Ｒ】一般Ａ戦　　3100m（６周）
良
▲①吉田富（浜）０
◎②橋本陽（浜）０
△③川原剛（川）20
　④石井志（川）20
○⑤佐藤正（川）20
注⑥平川博（川）30△
　⑦松井大（山）30
　⑧廣瀬勝（川）30

昨日以上の、更なる走路温度の上昇が見込まれる状況の中だけに、今日も狙いは前々を基本に。タイム比較でも重ハン勢とあまり遜色が無い０ｍ勢から狙う。共に浜松勢のこの２人の比較に関しては、②橋本陽の方が上位か。スタートは①吉田富が枠なり先行と見るが、１対１の展開なら逆転が見込めそう。
これを追うのは20ｍ勢、外枠でも⑤佐藤正の先行力が上か。うまくトップスタートを切れれば、前の10ｍが居ないだけに早めに前団の０ｍ勢を捕らえる展開もありそうで、逆転まで十分と見る。

＜良走路＞
本線（３単）：２－１５－１３５６
押え（３単）：５－２－１３６


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。