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頑張れ九州

2016/05/09 9:47 閲覧数(1112)
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先日終了しました「第70回日本選手権競輪・ダービーGⅠ」は劇的な幕切れとなりました。
ご存知の通りに「熊本・中川誠一郎85期生」が最後方から脚をタメ、得意の捲くりが爆発し終わってみれば後続を4車身千切る圧勝の結果でした。
「熊本」で生まれ育った彼は「全日本選手権競技大会」を控え幸いな事に川崎競輪場、伊東温泉競輪場や静岡県の伊豆で大会に備えていたとのことで、自宅や家族にも大きな影響も無くて良かったのですが、やはり練習に身が入らなかった事も事実のようです。
その実戦ですが、一次予選はバック過ぎに捲くり切って惜しくも2着、二次予選は7番手辺りから懸命に捲くるも、わずかに届かず2着、準決勝は中団内に詰まる状態を勝負所のインから強襲し2着で決勝進出を果たし、決勝戦では新田祐大が深谷知広の先行を封じて突っ張り先行をみせて、後方からダッシュ良く捲くり上げた中川が初タイトルを獲得。
深谷から切り変えた吉田敏洋が2着で、地元 渡邉晴智が3着に入線して好配当の結果で終わりました。これで、渡邉一成に続いて今年の「リオデジャネイロ五輪」出場組二人が暮れの「グランプリ」出場の切符を手に入れました。

ところで結果論ですが、そのレースの原因を作ったのは新田の積極策だと思われます。
彼は元々、捲くりが武器だけにやや意表を突く攻め方にみえました。そう考えますと、もしGⅠ決勝に新田と脇本雄太が乗れば、ひょっとしたら三度目の結果があるかも知れませんが、まずは中川誠一郎が被災地熊本に勇気を与えてくれたのは事実です。これからも、ご活躍を期待しております。

尚、前回この日本選手権の推奨選手をブロック別に紹介しましたが、なんと渡邉晴智、稲川翔の2選手が決勝戦まで駒を進めた事を付け加えさせて頂きます。また、次回のGⅠレースで機会があれば明記させて頂きます。

最後に5月1日~3日の日程で高知競輪ミッドナイト競輪が実施されました。ゴールデンウイーク期間中の開催でしたが、お陰様で3日間の売り上げはトータル4億円を突破致しました。ネット会員の皆様、本当にありがとうございました、この場を借りてお礼を申し上げます。まだ時折り続く熊本、大分の余震に対し改めてお見舞い申し上げます。中川に負けないように「頑張れ九州」!全国競輪関係者も被災地支援に一生懸命協力を致しております。
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