皆様、おはようございます。

6/24(日)、今日のオートレースは、まず飯塚（昼間）で４日間開催の２日目、次いで川口（ナイター）で４日間開催の最終日を迎えます。

平日版は、「私自身も時間的に購入可能なレース」（昼間開催＝５Ｒ、ナイター／ミッドナイト開催＝最終Ｒ）を１つだけピックアップしての前予想および前日の振り返りで構成しておりますが、仕事休みとなる土日祝日はその制約が解かれ、全レースの中から「これは」と思うレースを最大で２つピックアップしていきます（但し、優勝戦が行われる日は、優勝戦のみ）。

という事で、今日は川口（ナイター）優勝戦をピックアップしての前予想で、皆様のご機嫌を伺います。

なお、「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

（印は湿走路想定）

[2018.06.23]　川口　★ナイター
普通開催・３日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）

１着　△①金子和（川）０
２着　○⑧中村雅（川）20
３着　◎③中山光（川）10

４着　▲⑤重富大（飯）20
７着　注②山田真（川）０

３単：①⑧③　 3,040円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
印上位４車での上位決着となりましたが、印の順序違いによるハズレとなってしまいました。昨日は日中かなりしっかりと雨が降り、準決勝の前は水もかなり浮いた状態の湿走路でしたが、準決勝は時間を追う毎に水が引き出し、この10Ｒの時間帯では少なくとも「水が浮く」レベルでは有りませんでした。こうなると川口湿走路は基本的に内が利くようになります。①金子和はそのコースをキッチリと回り、③中山光の攻撃を最後まで封じ込めました。①金子和に関しては、消音マフラーでの川口湿走路の成績も想像以上に良かったようです（これは伝聞のため、自分でもしっかり分析をする必要が有ります）。まさかこの強力メンバー相手でも押し切れるレベルとは思いませんでしたが、この辺りは時間をかけてでもデータを集めておく必要がありそうです。


[2018.06.23]　川口　★ナイター
普通開催・３日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）

１着　◎⑦大木光（川）30
２着　△④鈴木清（川）30
３着　○⑧佐藤貴（浜）30

４着　▲②牛澤和（川）20
７着　注⑤黒岩明（川）30

３単：⑦④⑧　 2,000円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
このレースもまた、印上位４車での上位決着なのですが、２・３着の入れ替わりにより、惜しくもハズレとなってしまいました（実車券でも拾えず）。ただ、このレースを選んだ甲斐はありました。⑦大木光の、川口湿走路の相性は抜群の一言で、むしろアタマ固定でも良かったレベルです。昨日はある意味他を圧倒した走り。川口湿走路では内々の経済コースを通る事で知られる⑦大木光ですが、特に昨日は直線でバイクを立てる程の内々攻め。通常、オートレースは直線でも真っ直ぐ走る事は無く（スタート直後を除く）、常に左側へ傾斜した状態を保つため（それが最も安定するように作られている）、真上から見ると、ちょうど卵を横にしたような感じの楕円形の軌道を通る事になります。それが直線で「バイクを立てる」という事は、これ以上無いほどに内々の小さいコースを攻めているという事。勿論こんなコースを通られては、後ろから捌く事など到底不可能なのですが、普通ならそのコースを通るためにはある程度大きく減速しなければならないはず。しかし⑦大木光の場合は、（もちろん減速しますが）そのスピードを最大限に維持し、誰も攻め入れず、かつ捲られもしないという、芸術的な走り。そこまでのストイックな攻めを見せられては、湿走路想定で逆転候補を推す事すらも冗長に思えてくる程です。
加えて、少し評価を下げてしまった④鈴木清も同様に、スタートから内目を鋭く攻めて、早めに②牛澤和を捌いた事が大きかったように思います。期待の⑧佐藤貴も３着には健闘しましたが、これら地元川口の雨を乗りこなしている猛者相手では少し劣勢であったと考えざるを得ません。

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それでは、ここから前予想に入ります。

地元ファンにとっては文句無しとも言える、オール川口勢による優勝戦。誰が勝っても川口勢の優勝です。

今日の関東地方は曇りから晴れに変わる予報、となれば優勝戦の時間帯までには走路も乾くと見て、想定は「良走路」一本でいきたいと思います。

優勝戦はいつものように、１車１車の短評形式となります。



①金子　和裕　（川口）　ハンデ　０

　準決勝は湿走路の熟練技で主力勢を封じ込めましたが、良走路となると、持ちタイム比較からどうしても見劣りしてしまいます。近況の良走路でもベストでも3.46が一杯という状況では、たった20ｍしかない主力勢とのタイム比較（3.43でも十分逆転されてしまう）において、厳しさは免れません。


②青木　治親　（川口）　ハンデ　10

　長らく主力最重ハンでも戦っていた経験が有り、この位置は絶好とも言えます。とは言え、近況はこの位置で定着してしまった感も否めず、良走路に関しては、ややレース脚が足りない印象です。１ヶ月前のG2川口記念（消音マフラー）準決勝、主力10ｍ前（＝０ｍハンデ）ながら試走タイム3.30をマークし人気を集め、一旦は先頭に躍り出ましたが、今日の優勝戦でも同乗している⑧中村雅、④鈴木清（←実はこの時も２人共今日と同じ枠番）に逆転を許し、最終盤では池田政にまで追い込みを決められてしまいました。ハンデ位置は絶好ながら、スピードの面ではやや見劣り、逃げ切りまでは厳しいかな・・・という印象です（余裕があればアタマも押さえておきたいですが）。


③影山　伸　（川口）　ハンデ　10

　良走路となると、近況では若干スピードの面で見劣りします。加えて、ややスタートに不安が有り、特に今日は後ろが５車並びでその最内がスタート速攻が信条の④鈴木清。となると、出足で叩かれる可能性が高まります。展開面から、強くは推せない状況です。


④鈴木　清　（川口）　ハンデ　20

　速攻決めた後はやや押さえ目に回る印象が有り、あまり「スピードレーサー」というイメージは強くない感は有りますが、近況の特に消音マフラーに関してはスピード面でも十分勝負になる１車です。G2川口記念（消音マフラー）では優出、この時の準決勝は後述の⑧中村雅の２着でしたが、終盤までトップを力走しており、本走タイムも3.383まで出ておりました。今日もハンデ位置は絶好、早めの抜け出しまで期待でき、逆転候補の最有力と見ています。


⑤加賀谷　建明　（川口）　ハンデ　20

　２日目のレースを見る限り、このメンバーに入ってしまうとやや厳しい印象です。昨日準決勝１回目のスタート（笠木美のフライングで仕切り直し）ぐらいの反応速度と行き足があれば・・・という感じですが、特に良走路に関しては内の④鈴木清の状態が良く、またスタート速攻も持ち合わせているだけに、これに対抗するのは（ちょっとした事でフライングも切りがちな）当人にとっては厳しい注文となりそうです。


⑥大木　光　（川口）　ハンデ　20

　初日こそ、佐藤貴の（10ｍ前まで全てスタートで料理した）超絶スタートに屈しましたが、その後の追い脚には目を見張るものがありました。消音マフラーの良走路でもスピードは十分ありそうです。展開の面ではやや苦しい位置となりますが、追い脚を踏まえると、一応連下候補ながら、十分車券圏内にはあると見ています。


⑦若井　友和　（川口）　ハンデ　20

　共に良走路、試走タイム3.32であった初日と２日目の展開が違い過ぎて（初日は何も出来ず８着、２日目は速攻決まって１着）、正直今日はどちらに出るか、という感じですが、メンバーや位置的にはやや厳しく、どちらかと言えば初日に近くなるかな・・・という印象です。それでも、一発の魅力有り、注意は必要かと思います。


⑧中村　雅人　（川口）　ハンデ　20

　初日・２日目の本走タイムはそこまで圧倒していませんが、試走からよく纏めている印象で、格上の感は有ります。加えて、１ヶ月前のG2川口記念（消音マフラー）では優出、優勝戦では佐藤貴の速攻に屈し２着が精一杯でしたが、それでも道中の追い脚には目を見張るものが有りました。また６周回に戻りますが、④鈴木清の項でも触れた通り、川口記念準決勝では④鈴木清に競り勝っており、６周回でもこの時のように思い切ったスタートで好位置をキープ出来れば、十分Ｖ圏内にまで考えて良い１車と考えています。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2018.06.24]　川口　★ナイター
普通開催・最終日
【12Ｒ】優勝戦　　3100m（６周）
良
　①金子和（川）０
▲②青木治（川）10
　③影山伸（川）10
○④鈴木清（川）20
　⑤加賀谷（川）20
△⑥大木光（川）20
注⑦若井友（川）20
◎⑧中村雅（川）20

本文中でも触れたように、物差しはG2川口記念、準決勝11Ｒ。この時、④鈴木清・②青木治より先着し、アタマを取っている⑧中村雅が、勝負の懸かったここもスタート含め総合力上位で中心視。それでも逆転あるならば、近況消音マフラーで好調キープの④鈴木清が、速攻に拠るアドバンテージを早めに築いた時。これに、位置絶好の②青木治が付いて行き、主力最重ハン外目の⑥大木光・⑦若井友が追い込んでの連下狙いまで。

＜良走路＞
本線（３単）：８－２４－２４６７
押え（３単）：４－８－２６７


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。