連載企画

ボートレースの
ルールを学ぶ

第5回 ~ボートレース場には気になることがいっぱい!~

更新日:2020/11/30 カテゴリ:ボートレース


こんにちは!
前回までに「ボートレースの基本的なルール」や「選手」についてお勉強しましたね!
今回は「ボートレース場にある色々なもの」について一緒に学んでいきましょう♪
それでは早速、問題です!

☆第1問☆
この画像に写っている赤と白のとんがり帽子のようなもの、ご存じでしょうか?


正解は・・・ターンマークです!


正面スタンドから競走水面に向かって右側に浮いているのが第1ターンマーク、左側が第2ターンマークといいます。

ターンマークは、ボートを旋回させる地点の目印となるもので、選手はこのターンマークの外側を旋回します。
飛んで行ってしまいそうな見た目のターンマークですが、アンカーで固定されているため、風が吹いても流されることはありません。

何故赤と白のストライプなのか??と思った方もいると思います!
選手はレース中、水飛沫で視界が悪くなるため、目立つ配色にすることで見つけやすくする目的があるそうです!!
旋回中にターンマークに触れると、クルクル回って模様が回転しているように見えます!
ソフトクリームにも見えてきて、なんだか愛くるしいデザインですねっ☆


続いて☆第2問☆
こちらはご存知でしょうか?


正解は・・・大時計です!


大時計の愛称で知られるこちら、正式名称は「発走信号用時計」というのです!
この大時計は、どのボートレース場にも必ずあり、レースで重要な役割を果たします。
ボートレース場のシンボルともいえる直径3m以上の大時計。
ピットアウトから動き出し、針が真上を指した時がスタートです!
スタート2分前を知らせる表示灯と、1回転1分の白い針、1回転12秒の黄色い秒針がスタートタイムの指標となります。

実はこの大時計、時計の左横から真上の位置までが二重構造になっているのです!
白い針が左横の位置までくると二重構造の裏に隠れて見えなくなり、代わりに黄色い針が動き出します!
黄色い針が真上を指すときに、白い針も表示され、2つが重なっているのです☆

こんな時計、他ではなかなか無い構造ですよね!? 言葉では伝えきれないので、ぜひ直接見てほしいところです♪
ボートレース場にいったら、ターンマークと大時計をチェックしてみてくださいね☆


最後!☆第3問☆
最近のボートレースのCMで放送されているこちらの場所、ご存じでしょうか?
※CM時期により放送されていない場合があります。


正解は・・・ピットです!


こちらはボートの待機場所です!
レースに出走するボートはピットで待機し、出走合図とともにピットから発進します。
発進したタイミングを「ピット離れ」といいます。
前々回「進入コース」について触れましたが、このピットから発進するタイミングが早いと、他の艇の前に出ることが可能となり
進入コースを決める際に有利になります☆
第3回~ボートレースの基本的なルールをお勉強☆~【レースの特徴】で登場した「ピット」はこのような場所なのです。
他にも、まだまだボートレースならではのものがあると思います!
ぜひご自身で見つけてみてください(^^)/


本日はここまで!
次回は、「出走表からわかること」です。
お楽しみに☆


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