連載企画

ボートレースの
ルールを学ぶ

第3回 ~ボートレースの基本的なルールをお勉強☆~

更新日:2020/9/30 カテゴリ:ボートレース


こんにちは、第3回目です!
第1回、第2回を通してボートレースのこと、なんとな~く知ることができましたか?(*^▽^*)

いよいよ今回からボートレースの基本的なルールについて学んでいきますよ♪
知ってしまえば、「な~んだ、簡単!」っと思うはずです☆


【1レースに出走する数は?】
ボートレースの基本的なルールの1つとして、まず覚えておきたいのが1レースに出走する数です!

ボートレースは、6艇ろくていのモーターボートで1着を競います!
「〇艇」という単位をはじめて聞くかもしれませんが、ボートって「〇艇」とかぞえるんですよ!
要は・・・1レースにつき、6人の選手が出走するということです!

意外に、数が少ないなあと思いましたか?実は、公営競技の中で、ボートレースは一番出走数が少ないのです。
出走数が少ないということは、どの選手が勝つのか予想がしやすくなります☆
そう聞くと、もっと気になってきますよね・・!?この調子でさらに、ルールを知っていきましょう!


【番号に割り当てられた色】
上の説明で、1レースにつき6艇で走ると書きましたが、出走する選手にはそれぞれ1~6番の番号が割り振られます。
実は、この番号には1番は白、2番は黒・・・といったように色が決まっています!
遠くから見ても誰が何番なのかわかるように、番号とセットで色を割り当てています(^_-)

ちなみに、競輪やオートレースでも同じように色分けされていますよ★
何番が何色なのか覚えておくと、一気にレースが見やすくなるので覚えてみてくださいね!!


実際のレース中だとこんな感じ♪ユニフォームや旗に色がついていますね。



【どんなコースを走るの?】
まずは、ボートレースのコースについてです。
コースは、1周600メートルになっていて、このコースを3周します。全周で1,800mですね(/・ω・)/
これは、全ボートレース場共通です!



【レースの特徴】
次に、ボートレースのルールの中でも特徴的だと言われている「スタート」について説明します!
ボートレースのスタートは、6艇が同時に「よーい、どん!!」でスタートするわけではありません。

「え?どういうこと?」と思われたかもしれませんが、ひとまず詳細を見ていきましょう♪

<スタート前>
レースが始まる前、選手たちは「ピット」と呼ばれる場所に、横一列で1~6艇番号順で並びます。
この時点では、1番が必ず1コースと決まっているわけではなく、どの選手が最終的に何コースに入るかは
このあと、選手たちが競って決まります!(=゚ω゚)ノ
※レースによっては、どの選手が何コースに入るか決まっている「進入固定競走」もあります。

出走の合図が出ると、ピットから離れスタートラインまでゆっくり移動します。
この時、スタートラインにたどり着く前までに、コース取りの争いをします!!

ボートレースでは、1コースつまり一番内側が有利とされているので
多くの選手たちは、1コースを取ろうとします。

スピードを出しているわけではないので、競っているようには見えにくいですが
実は、静かにバチバチやりあっているんですね・・・(。-`ω-)

ちなみに・・・
この、ボートがピットを出てからスタートするまでの間を「待機行動」と言います。

<スタートの仕方>
待機行動を経て、それぞれのコースに入る選手が決まったら、いよいよスタートです。

スタートラインには、選手がスタートするタイミングを把握するための大時計が設置されています。
選手は、この大時計の針が0秒から1秒を指す間にスタートラインを全速で通過します。

このように、決められた時間内にスタートラインを通過することを「フライングスタート方式」と呼びます。

なんで、同時にスタートできないの?っと思ったかもしれません。
それは、ボートレースで使用されているボートにブレーキがないためです。
備え付けられているモーターは1回駆動させると、動作したままとなり「スロットルレバー(車でいうアクセル)」を
操作しなくてもボートは勝手に進みます。

そのため、6艇全てが同じ場所から同じタイミングでスタートする事ができないのです。



【フライング(F)と出遅れ(L)】
ボートレースでは、時計の針が0秒を示すタイミングでスタート、かつスタートラインを他の選手よりも早く通過すればレースが有利になります。

しかし・・・
大時計が0秒を示す前に通過すると「フライング(F)」、1秒以上遅れて通過すると「出遅れ(L)」になり、
選手はそのままレースから離脱し、失格となります(/_;)



【ボートレース場によってコースに違いはあるの?】
第2回でちらっと書きましたが、競走が行われる水面のことを「競走水面(きょうそうすいめん)」と呼び、
ボートレース場ごとで、水の種類などは異なります!

それぞれ水の種類によって、以下のような特徴があります。

水 質内 容
海 水 潮の満ち引きがあるため、時間帯によって有利不利コースが変わる
淡 水 潮の満ち引きはないので、コースの有利不利が変わらない
汽 水 水面の状況が変わりやすいので、同じ汽水でもボートレース場によって走りやすさが変わる

海水、淡水、汽水それぞれ特徴がありますが、難しく考えず「へえ~」って思ってくださればOKです(*^。^*)b



というわけで、このへんで本日のまとめです(^_^)/





本日はここまで!
次回は「お気に入りの選手を見つけちゃおう!」です(=゚ω゚)ノ
お楽しみに☆


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