連載企画

ボートレースの
ルールを学ぶ

第4回 ~お気に入りの選手を見つけちゃおう!~

更新日:2020/10/30 カテゴリ:ボートレース


こんにちは!
前回は「ボートレースの基本的なルールをお勉強☆」しましたね!
では、ここでクイズです!

☆問題☆
ボートレースでは、1レース6人の選手が走ります。
1周600mのコースを何周するでしょうか?


正解は・・・3周です!
わかりましたか??

さぁ!今日も学んでいきましょう!


【好きな選手がいると楽しくなる!】
レースを楽しむ大きなポイントは、「好きな選手をみつけること!!!」ですよね(^^)/

「ボート」ってあまり馴染みがないけれど・・・どんな人がボートレーサーになるのだろう?!と思いませんか?
多くのスポーツ競技は、小さなころからの練習や経験を積んでプロ選手になることが多いと思います。
しかし、ボートレースの場合、未経験でボートレーサー養成所に入り、1年でプロ選手になる方がほとんど!
これは他のプロスポーツにはあまりない魅力ですね(*^▽^*)

ボートレースは、レディース戦のような女性だけのレースももちろんありますが、
オートレース同様に、男女が対等に戦える、数少ないプロスポーツです。
女性選手の比率は約1割、約1,600名の選手のうち約200名が女性レーサーです。

体重がレースに大きく影響するボートレースは、男女ともに細身で引き締まった選手ばかり!
細身といっても、ボートレースでは「最低体重基準値」というものがあり、細すぎてもダメなんです。
「最低体重基準値」は、男子選手52.0㎏(2020年11月1日 51.0㎏より変更)、女子選手47.0㎏で、ボートレースならではのものです。

美男美女が多いことでも有名なボートレーサー!
「ボートレーサー 美男美女」などのキーワードで検索してみてください。
素敵な選手がたくさん見つけられますよ☆


【選手にはランクがある!】
オートレースや競輪の選手にランクがあるように、ボートレースの選手にもランクがあります。
約1,600人の選手は、勝率によって上級から「A1」「A2」「B1」「B2」の4段階の階級にわけられます。


ランクは、勝率を基に、毎年1月と7月、半年に1回、年に2回更新されます。
このランクは、出走表にもしっかり記載されています!
それがココ!「級別」の欄が選手のランクです(●´ω`●)


どの選手のランクが高いかわかりますか?

そうです!「ぶた」さんと「うさぎ」さんが「A1」で最上級のランクです!

これから強くなるB級選手を応援するか、強いA1選手を応援するか、出走表とレースをみながら、お気に入りの選手を探してください♪


【レースのグレードってなに!?】
選手だけでなく、レースにもランクがあり、これを「グレード」といいます。
ボートレースの場合、レースのグレードは5段階にわけられています。
上位グレードのレースは、「選手のランク」でご説明した、A1級の選手のみが出場できるレースがあります。


最上位のグレードである「SGレース」の中でも、12月に行なわれる『グランプリ』は、ボートレース界最高峰のレースです!
優勝賞金は、なんと1億円!!!
その『グランプリ』に出場できるのは、1月~11月の期間で、11月に行なわれる『チャレンジカップ』までの獲得賞金上位18名のみ!
選手のみなさんはこの『グランプリ』を目指して戦っているのですね(*ノωノ)


【支部ってなに?】
ボートレース場は全国に24場あり、ボートレース場がある都道府県ごとに「支部」というものがあります。
選手はその「支部」に所属します。
支部は、基本的に自分で選んで所属できるので、
地元の支部に所属したり、近隣の都道府県の支部に所属したり、地方出身の選手が都心部の支部に所属したりとさまざまです。

出走表では、「支部」と「出身地」は並んで記載されることが多いです。
同郷の選手を応援したい!!!という方は、「出身地」をチェックしてくださいね☆


「ぶた」さんは、群馬県出身で群馬支部に所属しています。
「うさぎ」さんは、北海道出身で東京支部に所属しています。


【同期の選手は誰だろう?】
ボートレーサー養成所で一緒に学んだ仲間を“同期”と表現しますが、先ほどの出走表には、「期(登録期)」という記載がありませんでした。
そうなのです!ボートレースの出走表には、「期(登録期)」が記載されていないことがあります。
「期(登録期)」が記載されている場合、その数字が同じであれば、“同期”です。
では、記載されていないときは、どこを見ればよいのでしょうか??

「登番(登録番号)」を見てください。
登録番号はボートレーサー養成所の期ごとに、生年月日順に並べられているため、登録番号の若い番号から年長者順に付与されています。
つまり、登録番号の数字が近いと“もしかすると同期?”と判断することができます。


では、本日のまとめです☆


本日はここまで!
次回は、「ボートレース場には気になることがいっぱい!」です。
ボートレース場の気になる“あんなこと”や“こんなこと”をいっしょに学びましょう!
お楽しみに☆


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