寒い、とにかく連日寒い。

…色々な意味で寒い…(笑)。

オケラ街道もいちだんと堪える季節、今年は特に身にしみる。

私が競輪の魅力にとりつかれてすでにだいぶ経っており、年齢の割には歴は長いほうだと思う。

長くやっているとそこそこには詳しくなってきて能書きだけは一丁前になってくるが、いかんせん結果が伴なってこない(笑)。

車券は下手くそ極まりないが、そんな私でもたまに一発が出るからこれがまた始末が悪い。

他の種目がどちらかというと「当たった」なのに対して、競輪は特に「当てた」という感覚を強く得ることができるような気がする。

それだけに穴を取ったときなどはもう「俺は天才ではないか？」などと勘違いをしてしまう。

そして気がつけばいつも通り負けているのだが、能書き通りに運んだときの快感は他に代え難く、またまた懲りずに戦い続けるのである。

もはや末期症状、文字通りの自転車操業(笑)でズブズブではあるが、それもまた楽しい。

もちろん銭が溢れていれば申し分ないが、軍資金が少ない時は少ないなりに楽しめて、負ける金額も自分で決められるのが公営ギャンブルのいいところだ。

少ない軍資金をどうやって増やそうか、ない知恵を振り絞る過程そのものに悦びを感じるのである。

「もっと他のことに力を使ったら」とか「地道に働け」等のご指摘はもっともだが、ここでは受け付けない(笑)。

いつかきっと…そんな夢を見ながら今日もオケラ街道をとぼとぼ歩くことになるのだろうか…。

これからこちらで私の戦いぶりを記していこうと思う。

他人様に晒すほど上等なものではないが、下手くそな車券と負けっぷりを笑っていただければ幸いである。

※文章の性質上、レース予想の際の選手名は敬称略とさせていただきます。