ギャンブーコラム初投稿となる「みや」と申す。

このコラムを書くきっかけとなった選手を紹介する。

107期の新人・田村風起選手（滋賀）だ。
http://keirin-station.com/keirindb/player/detail/015056/

昨年7月にデビューした彼は、何の変哲もない普通の競輪選手のように思えるが、何を隠そう、「オタク」である。
中でも特に、ゲーム「アイドルマスター」の熱狂的ファンとして、競輪選手としてバンクデビューする前に鮮烈なメディアデビューを果たしている。

ちなみに「アイドルマスター」のファンの総称を「プロデューサー」と呼ぶ。（なぜそうなのかは割愛する。各自調べて欲しい。）
いわば、田村選手は今後世界で一番稼ぐプロデューサーになるかもしれないのだ。

彼は大好きなアイマスのグッズを買い捲るために、手っ取り早く稼ぐ手段として競輪選手になったという豪傑な男である。

初勝利となった名古屋でのレース映像が某番組にて紹介され、そのナレーションが彼の好きな萩原雪歩役（アイマスのキャラクターの一人）の声優がやったもんだから、それはそれは有頂天だったそうだ。

その後も着々と実績を積み重ね、1月の岐阜と2月の玉野ミッドナイトにて優勝を果たし、その成績を引っさげ、西武園にて3月6日から行われる「日本トーター杯」（FII）で遂に関東への初遠征を果たすことになる。

なんとギャンブーの運営会社が冠されたレースであり、しかも開催地・西武園は昨年7月に行われたアイドルマスター10周年記念ライブの地・西武プリンスドームから程近い、いわば思い出の地とあらば、ギャンブーファンでありアイマスファンである私は応援しないわけにはいかない！

そんなわけで、同志を応援の為に週末は西武園で馳せ参じようぞ！