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雲泥の差

2017/05/17 7:36 閲覧数(1015)
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 熱心な競馬ファンではないので、地上波の競馬中継を見ることは稀なのだが、たまに見る土曜日テレビ東京系の競馬番組が好きだ。キャプテンと呼ばれる芸人が単勝一万円!と買った馬券を披露するのが嫌味なく楽しい。自分の馬券以外ならこの人に的中させてあげたい。意地悪いこの俺をそんな気にさせるのはキャプテンの本気の馬券愛が伝わってくるからか。昔から知っている(もちろん個人的にではなくブラウン管を通じてです)原良馬さんの好々爺ぶりにも笑ってしまう。そして「払戻金」の発表が迅速なところもギャンブルの番組として秀逸だと俺は思う。
 週初めの日曜日、「ヴィクトリアマイル」の馬券を買って地上波フジでテレビ観戦をした。俺が買ったのは「馬鹿のひとつ覚え」で外国人騎手のボックス=ルメール五番とデムーロ八番の馬番連勝である(馬名がスッと出てこない俺は競馬ファンに非ず?)。一瞬、五番と八番の単勝もと考えたが、やめた。
 狭いコースを五番の馬が中を割るように抜け出し一着、八番も空いた内をいいところまで突っ込んだが……。
 馬券が紙屑と化したあとに俺がテレビを見続ける理由は只一つ。配当金が知りたいからだ。とくに迷いながら買わなかった五番の単勝が幾らつけたのかである。が、満面笑みのルメールのウイニング・ランをカメラが追う~長尺の(苛々する俺だからそう感じるのだろうが)勝利者インタビュー~VTRを見ながらのレース解説と延々続き、払戻金の「は」の字もなく、テロップもない。
 我々が作っているのは単なるギャンブル放送ではないのだと仰りたいのだろうか。
 ま、競馬フォンも多種多様だろうから素人は黙るが(黙ってはないか)、俺は断然「土曜日派」である。
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