みなさん、こんにちは。
岸和田高松宮記念杯を新田と共に優勝し、
今年初タイトルとグランプリ権利を獲得した、店長（座長）です。

ＭＡＸさんもコラムで書かれてましたが、
新田ー成田の二車単で１５５０円は、美味しすぎました。

輪界No.1のスピードを持つ新田に福島ー福島の成田ですからねぇ。
新田のコメントも、
「成田さんと決まるように」
でしたし。（笑）
いかに新田の普段のレースっぷりとコメントが信用されてないかが、如実に反映された配当でした。（笑）

私は、「絆」とか「競輪道」などを常に求めているわけではありませんが、
「選手（特に第一線で活躍する選手）には、信用して買える存在であってもらいたい」
と、常々思っております。
新田や深谷のように、他を圧倒するほどの力を持つ選手は、
「力を発揮できるようなテクニック、頭脳、精神力を身に付けるべき」
だと。

我々ファンは、普段会ったこともない選手達の人間性まで勝手に思い込んで予想してますので、
選手のことを
「親しい友人」と思ってしまいがち。

私も１０年ほど前、イベントに出演前の岡部（福島）選手に偶然出くわした時、
「あ、岡部さん」
と、初対面なのに親しげに話し掛けてしまったほど。（笑）

ですから、
「これこれここらへんを改善すれば、もっと人気も出るし、第一人者として誰もが認める存在になれるだろうに」
と、親身に考えるわけです。
もちろん、選手からすれば余計なお世話でしょうが。（笑）

でも、他のプロスポーツの第一人者と呼ばれる人達って、
みんなスゴいじゃない、人間力も。

競輪を、No.1プロスポーツだと思っている私からしますと、
「神山吉岡、東西両横綱時代」以降、
No.1プロスポーツ競輪の第一人者として相応しい力と人間性を兼ね備えた存在は、残念ながら不在。

抜群の人間力を持つ村上様も、力ではNo.1ではありませんし。

新田や深谷は、力があるのですから、
「真の第一人者」になれるんですよ、人間力次第で。

もったいない。

中野、井上、滝澤の三強時代なんかもそうでしたけど、
しっかりした第一人者が居ると、
まずは信用して車券を買えるし、
誰か一人でも出走する記念は楽しみでしたし、
合いまみえる特別競輪は、普段見られない頂上対決にゾクゾクしたものです。

主役がしっかりしていれば、脇役も輝く。

競輪の魅力が伝わりやすい。

どこかの予想紙会社社長が、番組がどうこうとか、昔の競輪に戻すべきとかおっしゃってますが、
私に言わせれば、
番組やシステムを語る前に、選手のあるべき姿を語るべき。

今の、
「誰が走っても売れない」
という状況は、
「信用して買える第一人者不在」
が、最大の要因。

圧倒的な第一人者不在の、
「群雄割拠」でもいいんです。
ただ、群雄は群雄として活躍し、存在をアピールしなければなりません。
記念では常に優勝争いし、Ｇ１では最低限優出し、覇を争う。

つまり、Ｇ１準決勝までは「ほぼ鉄板」ぐらいの活躍をしなければならない。

実は今、「群雄」と呼べる活躍をしているのは新田のみ。

力（成績）だけを見れば「第一人者」と言っていい。

だからこそ、
人間力を備えて、他のプロスポーツ界に負けないような
「真の第一人者」
に、なってもらいたい。

今とは違い、
「新田は来るんだろうけど、配当的に買わない（買えない）」
といったアンチが増えるような選手になってほしい。

いつまでも、
「アテにならないから、蹴っ飛ばして、来たら諦める」
って選手じゃダメよ。

宮杯決勝で取らせてもらっておいて、言いたくはないけど、逆に
「取らせてもらったからこそ」
ってのもあるじゃない。（笑）

ぶっちゃけ、
新田に急にアテになる選手になられても、
困っちゃう部分もありますけどね、予想する上で。（ブワッハッハー）

では、富山記念後半戦とかぶりますが、
月曜日からの静岡ニコ生でお会いしましょう。（ニッコリ）

ご視聴、よろしくお願いいたします！！！