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岸和田競輪G1高松宮記念杯競輪

2017/06/16 16:28 閲覧数(2474)
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みなさんこんにちはm(__)m
ヤマコロジーの時間です。

さぁ、第68回高松宮記念杯競輪が始まりました。
初日に一番上がりタイムが良かったのが、河端朋之の10秒8。
次によかったのが、まくった平原康多を差した武田豊樹の10秒9。
平原―武田は安定した強さでしたが、河端の強さが光りました。
2次予選以降、強くなった自分をしっかり表現することができるか。
そこが見どころだと思います。

東と西に別れたこの大会。
東は関東、西は近畿地区の選手の気合いが光りました。
中でも吉澤純平は前回の取手記念優勝と心身ともに充実しての参加だったと思います。

取手の決勝は、吉澤と吉田拓矢が分かれて吉澤―武田―志村龍、吉田―芦澤、
北日本からは新山響平―佐藤慎太郎、単騎に古性優作、山本直と揃いました。
地元が分かれて戦うのは、吉澤の判断でした。
武田は過去3回地元記念を取っているので精神的に余裕があります。
そこで「自分たちで並びを決めろ」と一任しました。
トップに立つものは若い選手の自主性も尊重しなければいけない。
ただやみくもに任すのではなく、
同じレベルに上がってきたからこその判断だったと思います。
そこで出した結論が、別れて戦う。
関東が並ぶと、必然的に吉田が先行になってしまう。
吉田の良さが消える走りよりは、新山もいることもあっていろんな楽しみが増えて来る。
いい結論だったと思います。

しかし、吉澤は決して先行争いを待ってまくるのではなく、
隙あらばそこに参加しようという雰囲気は十分ありました。
そこが勝機を生んだと思います。

レースは、新山が吉田の巻き返しを許さず先行。
優秀戦で一度負けている吉田に連敗は許されない。
必死の心が新山にはありました。
対して吉田は「巻き返せばいいや」と安易に構えたのが敗因。

結果は、吉澤がまくって優勝でしたがその過程が分かるともっと面白い。
新山はどこからこの気概が生まれてくるのか、とても興味が湧きます。
私が23歳の時は、どう自分を表現したらいいか全く思いつきませんでした。
「5年先、10年先を見据えてのレース」と言うのは簡単ですが、
なかなか実践できるものではない。
吉田や新山はそれができる。
その姿勢がタイトルを呼び込むと思っています。
この2人がこれからの競輪界を引っ張っていくことになると思った取手記念でした。

ただ、今回の高松宮記念杯では今のところ全くいいところがない両者でした…笑
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